妻籠宿とは
妻籠宿(つまごじゅく)は、中山道の江戸から数えて42番目の宿場だ。
妻籠宿
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2178−10
0264-57-3123
江戸時代にタイムスリップ!【中山道】妻籠宿の国重要伝統的建造物群保存地区を散策してみた【旅行VLOG、レビュー】ランチは信州サーモンの刺身と蕎麦!外国人にも人気の宿場町を大妻籠宿まで行く!
妻籠宿第二駐車場
2025年1月3日、前日は長野県塩尻市(ながのけんしおじりし)にある長興寺(ちょうこうじ)に参拝した。
この日は国道19号線を走り、国道256号線に折れる。
妻籠宿(つまごじゅく)にやってきた。
妻籠宿第二駐車場に駐車する。
料金は1回500円。
妻籠宿第二駐車場
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻
0264-57-3885
日本遺産に認定されている。
「木曽路はすべて山の中」は島崎藤村の「夜明け前」の一節だ。
藤乙
駐車場から坂道を上がっていく。
ここに来るのは2021年9月以来だ。
ここのカフェで栗きんとんとコーヒーを飲んだ。
おばあの食レポ「風シリーズ」がここで始まった。
街道まで歩いてきた。
前回もランチをした藤乙(ふじおと)に入る。
信州サーモンがある。
藤乙
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻858−1
0264-57-3009
英語、イタリア語、スペイン語OKというインターナショナルな店だ。
靴を脱いで自分で靴箱に入れるシステム。
庭がきれいだ。
店内はこんな感じ。
畳の部屋だがテーブル席というのがありがたい。
ここはもともと旅館もやっているの。
その名残がある。
おじいは信州サーモンセット1,100円。
信州サーモンは安曇野で養殖されているニジマス。
全然臭みがなくて冷えていておいしい。
味噌汁はお出汁がよく出ています。
おばあはトロロ蕎麦1,000円。
ワサビが入っている。
テーブルは木曽堆朱(ついしゅ)だ。
朱漆を幾層にも塗り重ねて文様を彫り表している。
勝手におばあの蕎麦を食べるおじい。
蕎麦が凄く香っています。
生姜の漬物?
刺身がこの3倍くらい欲しかった(苦笑)
口留番所跡
食事を終え、先に進んだ。
妻籠宿は全国町並み保存発祥の地。
1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地の一つに選ばれた。
昭和51年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された町並みは、
以降、自然や街道とともに、山深い木曽谷の中の集落として宿場景観を保存されています。
ここは妻籠宿でも三留野宿(みどのじゅく)に近い地区。
高札場(こうさつば)まで歩いてきた。
難易度が高い橋。
口留番所跡。
妻籠宿は中山道と飯田街道の追分に位置する交通の要衝であった。
鯉岩は中山道三名石の一つとされる。
明治24年の濃尾大地震で頭の部分が落ち、形が変わってしまったそうだ。
二度目なら詳細に語れるおじい。
鯉ヶ岩
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻377
国の重要伝統的建造物群保存地区。
1976年に最初の選定地の一つとなった。
この先を進むと三留野宿(みどのじゅく)
脇本陣
脇本陣まで歩いてきた。
内部が公開されているが撮影禁止だった。
国指定重要文化財。
これが本陣。
妻籠宿本陣
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2190
0264-57-4100
妻籠発電所
尾又橋。
コンクリート製の橋で、歩行者はもう一つの橋を通る。
尾又橋
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻1007
0264-57-2001
第3駐車場まで歩いてきた。
ここから街道を戻る。
藁細工の店があった。
妻籠発電所まで歩いてきた。
昭和9年 (1934)に完成したアールデコ調のRC造の建築。
妻籠発電所
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻794
0264-52-4681
ここは尾又と呼ばれ、中山道と飯田街道の追分に位置する。
重要伝統的建造物群保存地区に戻ってきた。
光徳寺
古民家の喫茶店はメニューが英語。
延命地蔵。
光徳寺(こうとくじ)にやってきた。
臨済宗妙心寺派の寺だ。
光徳寺
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町 吾妻上町605
0264-57-3046
明応9年(1500年)悟渓宗頓が開山したと伝わる。
天正11年(1583年)、伊那郡の開善寺の性天宗廣が五間四方の薬師堂を建てて薬師如来を安置し隠居寺とした。
史料としては慶長4年(1599年)閏三月の「瑠璃山光徳禅寺 本尊薬師瑠璃光如来奉刻彫勧進帳」に記載されている。
中部四十九薬師霊場第二十一番、木曾西国三十三観音霊場二十八番、木曽七福神霊場(恵比寿)
山号は瑠璃山。
方丈は享保11年(1726年)11月に改築された。
鬼瓦が展示されている。
昭和15年に瓦葺きに葺き替えられた際のもので、平成26年に銅板葺に葺き替えられる際に外された。
ゑびや
参拝を終え、枡形まで戻ってきた。
郵便局もこのデザイン。
ゑびやにやってきた。
ひなびた雰囲気の広い座敷の中で、ゆったりとくつろげる甘味処。栗と小豆にこだわった栗ぜんざい、栗あん汁粉。絶品の栗きんとんで抹茶を一服。
おみやげに栗きんとん。栗きんつば等もあります。是非お立ち寄りを。
ゑびや茶房
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻2176−1
0264-57-3054
メニューはこんな感じ。
おばあはぜんざい600円。
おじいはコーヒーときんつば550円。
フォローしてあげる優しいおじい。
あったまるわ〜。
あんまり甘くないですね。
これはなかなか甘いですよ。
凄く甘いです。
長野の厳しい冬はこれで乗り切らないと。
意外とぜんざいが良かった。
栗は食べないで。
大妻籠宿
駐車場に戻ってきた。
車で大妻籠に向かう。
大妻籠宿(おおつまごじゅく)は妻籠宿と馬籠宿の間にある間宿。
妻籠宿保存地区内の一地区であり、街道端に袖卯建(そでうだつ)をもつ出梁作り(だしばりづくり)の民家が軒を並べます。
道路には雪が残っていた。
妻籠宿と馬籠宿の間は7km。
木曽路(中山道)と飯田道との分岐点だった事もあり旅籠街としての需要があった。
馬籠峠までの区間は「歴史の道百選」に選定されている。
中山道 大妻籠道
〒399-5302 長野県木曽郡南木曽町吾妻大妻籠
妻籠宿から2.2km。
庚申碑がある。
現在も数軒の旅館が営業している。
水場がある。
この先は高知の人間にはハードルが高い(汗;)
馬籠宿まで5.4km。