鷲尾山とは
鷲尾山(わしおやま)は、高知県高知市(こうちけんこうちし)にある山だ。
標高は306m。
本公園は、高知市街の南に位置する標高約300mの鷲尾山や烏帽子山を中心とした丘陵地であり、ハイキングコースの多い南嶺としても親しまれている自然公園です。
また、山内家や長曽我部家にまつわる史跡も多数あるなど郷土史の観点からも重要性のある公園です。
鷲尾山 | 高知県庁ホームページ から引用
高知市街地からほど近く、坂本龍馬の姉の乙女がここで拳銃を撃っていたことでも知られている。
また、お乙女は拳銃を撃つことが好きで、夜毎、月夜には南方の山や峠に行っては、拳銃をぶっ放していたと言います。撃ち終わった後、「カ・イ・カ・ン」と言ったとか言わないとか。 これは龍馬の妻、お龍と同じ趣味ですが、坂本龍馬の死後、坂本家に預けられたお龍はお乙女と仲が悪く、坂本家を出て行った、ということが一般に言われていますが、これは誤りで、仲が悪かったのはお乙女ではなく、権平の嫁です。
お乙女が拳銃を撃っていた場所の一つは、私が旧高知市一の絶景と思っている「鷲尾山」。山頂からは南に180度の展望が開け、太平洋を見渡すことができます。
皿ヶ峰
この日は皿ヶ峰に登頂した。
そこから一旦下っていく。
筆山から来る道と合流。
登山者
ここからの道は、気持ちのいい道だ。
ここから上り。
多くの登山者とすれ違う。
どうやら筆山の駐車場に停まっていたのは、この登山者のものだったようだ。
鷲尾山は高知市民のハイキングコースとして人気がある。
土佐塾高校
やがて大きな建物にやってきた。
土佐塾高校の寮だ。
未来を切り拓く力をはぐくみ、自らの創造性を遺憾なく発揮し、社会に貢献しうる人材の育成に努めてまいります。
土佐塾中学・高等学校 から引用
ここから少し下る。
吉野越(よしのごえ)という合流地点を通過。
登山道
ここからひたすら登っていく。
宇津野山との分岐を鷲尾山方面に向かう。
鷲尾山
山頂に到着。
標高306mと低いが、眼下に広がる太平洋の雄大さは格別だ。
山頂に空いている大きな穴は、第二次世界大戦当時の砲台跡だ。
山頂は中世の城跡、鷲尾山城跡ですが、戦時中は陸軍が対空監視哨を設け、小型の砲台も備えていました。昭和30年代半ばまでは、敵機からの機銃掃射に対応するトーチカ(コクリート造りの防衛陣地)も残っていました。
山頂は芝生広場のようになっており、樹木はなく、土佐湾から太平洋のパノラマが広がっています。
しばし山頂で休憩。
このあと、烏帽子山に向かった。
感想
45年ぶりに鷲尾山にやってきたが、記憶の中以上の大展望だった。
北側の展望はないが、東側の浦戸湾の眺め、南側に広がる太平洋、西側の烏帽子山に続く稜線の景色は素晴らしい。
手軽に登れるので、ぜひチャレンジして欲しいルートだ。
最高点の標高: 362 m
最低点の標高: 6 m
累積標高(上り): 575 m
累積標高(下り): -575 m
総所要時間: 04:00:12