波介川とは
波介川(はげがわ)は高知県土佐市(こうちけんとさし)を流れる川だ。
日本一の清流「仁淀川」の支流で、この季節は菜の花が咲き乱れる絶景スポットだ。
波介川は仁淀川の河口から2.2km付近に合流する右支川で、流域面積73.3km2、幹川流路長19.0kmの一級河川で土佐市を流れています。洪水時には仁淀川本川の水位が波介川より高くなり、しかも波介川は上流に行くほど地盤が低い低奥型の地形であるため、土佐市中心部は過去幾多の水害を被ってきました。
国土交通省 高知河川国道事務所 から引用
宇佐八幡宮
この日はコーヒーハウススィートでランチを済ませた。
その後、宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)にやってきた。
参拝をする。
波介川
参拝を終え、波介川に向かう。
この日は2020年2月15日だが、もう菜の花が満開だ。
タンポポも咲く波介川沿いに、上流に向かう。
このあたりから、菜の花が増えてくる。
1月30日に歩いたときはまだまだだったが、2週間ほど経って満開状態。
ミツバチも嬉しそうだ。
導水管
さらに先に進んでいく。
やがて導水管が見えてくる。
波介川を横断するこの導水管の上には歩けるようにタラップがついている。
ここを渡るのがスリルがあって好きだ。
渡り終えた対岸は、菜の花が咲き誇る。
なかなかインスタ映えしそうな景色だ。
菜の花
ここから先は、菜の花が咲き乱れる
堤防を歩いて行く。
未舗装の道路なので、車も通らない。
結局は車を見たのも3台だけだった。
釣りをしているのか、小舟で進む人を見たのがすれ違った最初の人だった(どれだけ人が少ないの)
波介川にはいくつか橋が架かっているが、橋の周囲に菜の花が多いようだ。
さらに先に進んでいく。
菜の花をかき分ける。
道のキワまで生えている。
振り返るとこんな感じ。
とてもきれいだ。
せっかくなので、記念写真。
インスタ映えしそう。
下流方向もきれいだ。
どんどん歩いて行く。
前日は雨だったので、水たまりがある。
しかし誰ともすれ違わない。
波介川の堤防は菜の花の名所と知られているのに、このありさま。
これが東京の多摩川だったら大変なことになるだろう(笑)
ハゼノキ
よさげな木を発見。
ハゼノキだ。
果実を蒸して圧搾して採取される高融点の脂肪、つまり木蝋は、和蝋燭(Japanese candle)、坐薬や軟膏の基剤、ポマード、石鹸、クレヨンなどの原料として利用される。日本では、江戸時代に西日本の諸藩で木蝋をとる目的で盛んに栽培された。また、江戸時代中期以前は時としてアク抜き後焼いて食すほか、すりつぶしてこね、ハゼ餅(東北地方のゆべしに近いものと考えられる)として加工されるなど、救荒食物としての利用もあった。現在も、食品の表面に光沢をつけるために利用される例がある。
ハゼノキ – Wikipedia から引用
枝振りが絵になる。
とてもきれい。
たくさんの実をつけている。
野鳥も一杯。
しかしiPhoneでは撮影は難しい(汗;)
さらに先に進んでいく。
だんだん菜の花の密度が上がっていく。
川の中も植物が茂り、栄養分が高いようだ。
琴弾八幡宮
琴弾八幡宮の参道まで来た。
狛犬。
鳥居。
神橋を渡る。
ご神木なのか、イチョウの大木にしめ縄。
長い長い石段。
ようやく上りきったときには、息も絶え絶え(苦笑)
手水舎。
拝殿。
下りは車道を行く。
安全のためだ。
参道まで下りてきた。
しだれ梅
すぐ近くの民家の庭に、凄いしだれ梅が見えた。
すばらしい枝振り。
そこから戸波川橋(へわがわばし)を渡る。
やってきた道の対岸を戻っていく。
こちら側も、菜の花がいっぱい。
とてもきもちがいい。
釣りをしている人がいて、久々にすれ違った。
導水管まで戻ってきた。
感想
これだけ見事な菜の花の景色なのだが、全く人に会わない。
土曜日だというのに、すれ違ったのは釣りをしている人数人だけ。
車も3台とすれ違っただけだった。
実にもったいないくらいだった。
今が見頃なので、ぜひ歩いて欲しい道だ。
最高点の標高: 56 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 190 m
累積標高(下り): -184 m
総所要時間: 03:35:55