岡谷蚕糸博物館とは
岡谷蚕糸博物館(おかやさんしはくぶつかん)は長野県岡谷市(ながのけんおかやし)にある博物館だ。
現在、製糸機械類、文書類、製糸経営史料等約3万点を収蔵・展示し、その内の一部が昭和41年に長野県有形民俗文化財に、平成19年には所蔵資料が経済産業省より近代化産業遺産に認定され、さらに平成23年には日本機械学会より8点の繰糸機が機械遺産に認定されました。
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや
〒394-0021 長野県岡谷市郷田1丁目4−8
0266-23-3489
【日本唯一】岡谷蚕糸博物館で現役の生糸工場を見学してきた!シルク産業の秘密【旅行VLOG、レビュー】実は岡谷市が生糸生産量日本一だった!栄華を誇った製糸産業の歴史を勉強!現在でも続く生産現場を見られる
駐車場
2025年7月17日、この日は長野県諏訪郡下諏訪町(ながのけんすわぐんしもすわまち)にあるしゃぶ葉(しゃぶよう)下諏訪店でランチを済ませた。

そこから車で県道14号線を走る。
岡谷市役所を右折。
岡谷蚕糸博物館(おかやさんしはくぶつかん)に到着。
駐車場はとても広い。
館内
近代製糸業を通じて富岡市と岡谷市は姉妹都市になっている。
一般的に製糸業というと世界遺産になっている富岡製糸場を思い出す。
しかし実際には明治から昭和初期にかけて岡谷市が全国一の生産量を誇っていた。
以前お風呂に入りに行った片倉館はそうした製糸業で一大財閥を築いた片倉家の保養所だった。

JR岡谷駅周辺は製紙工場で働く工女さんで賑わったという。
車で通ってきた道がその東回廊コースだったようだ。
世界から「シルク岡谷」と呼ばれるほど製糸業が発展した岡谷市には、明治・大正時代に建てられた製糸業全盛期の面影を伝える建物が残されているほか、大正ロマン漂う当時の風情を感じながら、昔ながらの方法で糸取りをしている製糸工場を見学することができます。
また、諏訪湖周に位置する岡谷市ではサイクリングを楽しみながら、おいしいものを食べたり、季節のスポットを巡るなど、気ままな旅を描くことができます。
シルクのまち散策-岡谷モデルコース- から引用
富岡製糸場は明治26年に三井家に払い下げられ、昭和14年からは片倉が引き継いだ。
展示を見に行く。
シルクロードの説明などのパネル展示だった。
宮坂製糸所
展示室の先は宮坂製糸所という工場がある。
生糸の生産現場を直接見ることができる日本で唯一の博物館になっている。
実はおじいの実家も蚕を飼っていた。
高知県にも製糸工場があった。

かつては日本の基幹産業だった。
日本の全輸出の額に占める生糸の輸出額の割合は明治、大正、昭和初期と常に30〜50%を占めていた。
現在でも現役の工場だ。
宮坂製糸場は碓氷製糸とともに日本に2社しかない大規模工場のひとつだ。
シルクの石鹸も製造している。
カイコふれあいルーム
別棟には蚕と触れあえるスペースがある。
昔は「おカイコ様」と呼んでいた。
車で先に進んだ。