浄土寺とは
西林山三蔵院浄土寺(さいりんざんさんぞういんじょうどじ)は、愛媛県松山市鷹子町(えひめけんまつやましたかのこまち)にある真言宗豊山派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第49番札所で、本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)
本尊は行基の作と伝わる。
縁起によると天平勝宝年間に女帝・孝謙天皇(在位749〜58)の勅願寺として、恵明上人により行基菩薩(668〜749)が彫造した釈迦如来像を本尊として祀り、開創された。法相宗の寺院だったという。のち弘法大師がこの寺を訪ねて、荒廃していた伽藍を再興し、真言宗に改宗した。そのころから寺運は栄え、寺域は八丁四方におよび、66坊の末寺をもつほどであった。空也上人が四国を巡歴し、浄土寺に滞留したのは平安時代中期で、天徳年間(957〜61)の3年間、村人たちへの教化に努め、布教をして親しまれた。鎌倉時代の建久3年(1192)、源頼朝が一門の繁栄を祈願して堂塔を修復した。だが、応永23年(1416)の兵火で焼失、文明年間(1469〜87)に領主、河野道宣公によって再建された。
本堂と内陣の厨子は当時の建造で、昭和36年に解体修理をされているが、和様と唐様が折衷した簡素で荘重な建物は、国の重要文化財に指定されている。
駐車場
2021年9月2日、この日は西林寺に参拝した。
そこから車で、浄土寺にやってきた。
山門の前に駐車場が整備されている。
境内
山門。
仁王像が鎮座する。
由緒書き。
木造空也上人立像は国の重要文化財、不動明王像は松山市指定有形文化財に指定されている。
参拝
本堂。
内部はこんな感じ。
大師堂。
大師堂の内部はこんな感じ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 716 m
最低点の標高: 3 m
累積標高(上り): 1375 m
累積標高(下り): -1344 m
総所要時間: 03:29:00