牛伏寺とは
牛伏寺(ごふくじ)は、長野県松本市内田にある真言宗智山派の寺だ。
当山は、信州松本の南東、鉢伏山の中腹、海抜千メートルの幽谷の地に位置し、山号を金峯山(きんぽうさん)、寺号を牛伏寺(ごふくじ、うしぶせ寺とも呼びます)と称する真言宗の古刹です。
寺号は、その昔、本尊十一面観世音菩薩の霊力により経典を積んだ二頭の牛が、この地で同時に倒れたことに由来します。
牛伏寺
〒399-0023 長野県松本市内田2573
0263-58-3178
聖徳太子が本尊を刻んだ古刹!屈指の厄除観音パワースポット【長野県観光】牛伏寺に参拝してきた【旅行VLOG、レビュー】唐の玄宗皇帝が楊貴妃の霊を鎮めるため送った経典を運ぶ牛が祀られる牛の寺!
駐車場
2025年10月15日、前回は長野県木曽郡木曽町(ながのけんきそぐんきそまち)にある木曽馬の里を歩いた。
この日は車で「しののめの道」を走る。
県道63号線のことで塩尻市から松本市に続く北アルプスの眺望のいい道だ。
牛伏寺(ごふくじ)に向かう。
広い駐車場は鉢伏山 (はちぶせやま)登山者用の駐車場だ。
こちらが参拝者用の駐車場。
まず案内看板でルートを確認。
牛伏寺を「ごふせじ」と言っていますが正しくは「ごふくじ」です。
鉢伏山 (はちぶせやま)を「牛伏山」と間違えているおじい。
おじいはこんなものだ。
さっき通ってきた駐車場が登山者用の駐車場。
日本三百名山でコースタイムは片道3時間弱。
眺望は素晴らしいらしいです。
美ヶ原からトレイルする人もいるそうだ。
牛堂
ダムがある。
牛堂(うしどう)は牛伏寺(ごふくじ)の名前の由来となった牛を祀る。
天平勝宝七年(756年)唐の玄宗皇帝が善光寺へ大般若経六百巻を納経の途中、経巻を積んだ赤・黒二頭の牛が、この地で同時に斃れた。
その使者たちが本尊十一面観世音菩薩の霊力を知り、その経巻を当山に納め、二頭の霊を祀った。
内部に阿弥陀如来の両脇に赤黒2頭の牛の像を安置している。
境内
六体地蔵。
参道には門が建つ。
牛伏寺(ごふくじ)は真言宗智山派の寺。
聖徳太子が42歳の時に自ら刻んだ観音像を本尊として鉢伏山に安置したのが始まりとされる。
山門は屋根に鯱を配する四脚門。 
寺紋が金ぴか。
山号は金峯山(きんぽうざん)。
日本百名山の金峰山(きんぷさん)も長野県側では(きんぽうざん)と読む。
本尊は十一面観音。
古くから修験道の寺として知られ、県下で屈指の規模と文化財を誇る寺院である。
凄いね。
ビックリするくらいの萱葺き屋根の厚さ。
如意輪堂で寛政10年(1798)の建立。
方丈と書かれている。
撫で牛があった。
古来より牛伏厄除観音として信仰されてきた。
仁王門。
享保11年(1726)の建立。
松本市指定重要文化財。
仁王像が納められている。
観音堂
観音堂。
賓頭盧(びんずる)様。
内部に入れる。
正徳3年(1713)の建立。
撮影禁止かどうか分からなかった。
絵馬が奉納されている。
元禄14年(1701年)のものもある。
弁天堂。
脇侍(わきじ)。
厄除の鐘。
聖徳太子殿。
庭園
庭園に行ってみる。
歌碑があった。
惣門(そうもん)は平成19年の再建。
蟇股は正徳年間のもの。
安倍能成(あべ よししげ)の碑文。
「山静似太古 日長如小年」。
車で先に進んだ。

当山は、信州松本の南東、鉢伏山の中腹、海抜千メートルの幽谷の地に位置し、山号を金峯山(きんぽうさん)、寺号を牛伏寺(ごふくじ、うしぶせ寺とも呼びます)と称する真言宗の古刹です。