横谷渓谷とは
横谷渓谷(よこやけいこく)は、長野県茅野市北山蓼科(ながのけんちのしきたやまたてしな)にある渓谷だ。
長野県茅野市、蓼科中央高原と通称される奥蓼科温泉郷の明治温泉から横谷温泉にかけての4kmの間に展開する渋川の峡谷が、 横谷峡(よこやきょう)。蓼科パークホテル近くの 横谷峡入口バス停から上流の 横谷観音、さらに上流の おしどり隠しの滝を経て明治温泉まで、 横谷峡遊歩道が整備され、横谷渓谷沿いにハイキングが楽しめます。
横谷峡 | 信州Style から引用
横谷峡遊歩道
〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科5513
0266-67-4611
雄大な自然との出会い!横谷渓谷の王滝まで歩いてみた!【旅行VLOG、レビュー】落差40m!美しい渋川沿いの遊歩道!落差30mの乙女滝や霧降の滝も見られる!横谷観音まで歩けば仙丈ヶ岳や北アルプスが!
霧降の滝
2024年4月25日、この日は横谷温泉旅館(よこやおんせんりょかん)に宿泊していた。
チェックアウトして、ウォーキングを開始する。
いきなり通行止めの看板があって焦った。
横谷温泉旅館でルートマップをもらってきた。
往復2時間半くらいのコースのようだ。
横谷渓谷には、渓流・渋川に沿って全長6kmの遊歩道があり(下の地図で緑色の道です)、90分~120分かけて自然の中を歩くことができます。
横谷温泉旅館|横谷渓谷のご案内 から引用
霧降の滝(きりふりのたき)まで歩いてきた。
落差5m。
マイナスイオン指数20000。
冬には氷瀑が見られるそうだ。
横谷温泉旅館の露天風呂を思い出した。
鷲岩
鷲岩(わしいわ)まで歩いてきた。
この辺りはナメ滝になっている。
苔むしていて、トトロの世界ですね。
分岐点を氷瀑の方に向かう。
水量がかなりあるので、これが凍ると言うことは相当寒いのだろう。
屏風岩はよく分からなかった。
一枚岩まで歩いてきた。
この先はスニーカーでは厳しいのだろう。
王滝まで行くなら、登山装備で行く必要がある。
一枚岩もよく分からなかった。
「名所」というより「チェックポイント」という感じだろうか。
ここから斜度がきつくなる。
分岐点まで歩いてきた。
まず横谷観音に向かう。
きれいに整備されている。
横谷観音
明治温泉との分岐点にやってきた。
お堂が見えてきた。
到着です。
標高は1,530m。
車でも来られるのだが(苦笑)
仙丈ヶ岳や御嶽山を眺望できる。
乗鞍岳は雲の中。
奥穂高岳も見えた。
宇賀神は、移設されたもの。
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)に由来しているそうだ。
本尊は聖観世音菩薩。
由緒書き。
昭和12年に開基し、昭和50年に現在の御堂が建てられた。
横谷観音は、昭和十年代という時代だったからこそ造立できたのでしょう。私は、つい「元中将の肩書きを持つ人の発案に、懐豊かな財産区が節税対策で乗った」と偏見の目で捉えてしまいました。
大瀧神社は遠そうだ。
「急坂」の文字を見て、行くのを断念(苦笑)
また機会があったら来ると言うことで・・・
王滝
同じ道を戻る。
王滝への道は、かなり急だ。
王滝が見えてきた。
いい眺めじゃないですか。
落差40m。
横谷渓谷の中で一番落差が大きいのがこの王滝で、落差はおよそ40mとかなり巨大。
乙女滝 はシャワーのように降り注ぐのに対し、こちらは滑るように流れ落ちています。
横谷峡・王滝 から引用
乙女滝
上りの道に合流。
龍神の巨石まで歩いてきた。
パワースポットがある。
なぜかこんな場所にサウナが。
そっちか!
横谷温泉旅館まで戻ってきた。
我々の車が残っているので、心配して旅館の方が電話してきてくれた。
乙女滝は、坂道を下りていく。
落差30m。
人工の滝だ。
大河原堰の一部で、約300haの水田を潤している。
乙女滝は、渓谷が深い渋川を横断させるために築いたもので、河岸の急峻な崖を一気に落下させ、川に落ちる前に集めた水を水路橋(築造当時は、木製の掛樋)で渡し、渋川からの補給水と併せて下流へ流しています。
これは、岩盤を巧みに加工した、いわゆる落差工で、滝の下では、自然石を使って減勢させる工夫がされており、このため、滝壺のない滝となっています。
現在も築造当時の姿を残す自然の地形を利用した用水路は、農業用水を確保するため、豊かな知恵と高い技術を駆使した先人の苦労とともに、「かんがい施設遺産」として、末永く後世に伝えたいものの一つです。
坂本養川が考案した落差工 乙女滝(おとめだき) – 諏訪地域|水土里ネットながの – 長野県土地改良事業団体連合会 から引用
乙女滝から遊歩道で横谷温泉旅館まで戻る。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 1524 m
最低点の標高: 1209 m
累積標高(上り): 447 m
累積標高(下り): -447 m
総所要時間: 02:06:49