魚梁瀬ダムとは
魚梁瀬ダム(やなせだむ)は、高知県安芸郡馬路村魚梁瀬(こうちけんあきぐんうまじむらやなせ)にあるダムだ。
高さが115mあり、四国一を誇る。
石を積み上げたロックフィルダムで、この形式のダムとしては西日本一の規模だ。
奈半利川水系奈半利川にあるロックフィルダム。堤高115m、堤頂長202m。国内屈指の多雨地帯である奈半利川流域では最大規模のダムで、堤高は四国で最も高い。
二股橋
この日は北川村温泉ゆずの宿に宿泊していた。
チェックアウトし、魚梁瀬に向かう。
道幅は狭く、至る所で工事中だった。
ほどなく二股橋(ふたまたばし)に到着だ。
奈半利川支流の小川川に架かる無筋コンクリート造の充複式二連アーチ橋。
橋長は46.5m。スパンの長さは約20mで、我が国最大級の無筋コンクリート造橋。
建造は昭和15年。戦争のため、鉄材の使用が制限された時代を反映する建造物です。
現在は県道の一部として使用されています。日本遺産の構成文化財のひとつであり、経済産業省の近代化産業遺産群にも認定されました。
美しいアーチ橋だ。
車で二股橋を渡り、先に進む。
堀ヶ生橋
次にやってきたのは、堀ヶ生橋(ほりがおばし)だ。
北川村を含む中芸地区5町村に現存する【旧魚梁瀬森林鉄道遺産群】の一つ。北川村には5つの遺構が残っています。堀ヶ生橋は平成21年に経済産業省の近代化産業遺産群に認定されました。 昭和16年建造。構造はコンクリートアーチ橋。全長43.1m、幅3.5m。 【旧魚梁瀬森林鉄道遺産群】の遺構18箇所が国重要文化財に指定されています。
説明看板。
森林鉄道の橋だったので、幅が狭い。
歩いて渡ってみた。
魚梁瀬ダム展望台
さらに進む。
魚梁瀬ダム展望台に到着だ。
車を停め、展望台に向かう。
説明看板。
上から見てもド迫力だ。
展望台
ダムから少し下ったところに、もうひとつ展望台があった。
説明看板。
ダム湖がきれいに見渡せた。
魚梁瀬丸山公園
橋を渡る。
魚梁瀬の町中に入ってきた。
レトロな建物があった。
しかしこの日は千本山(せんぼんやま)に登山する予定だったので、この時は素通りして進んだ。
登山を終え、魚梁瀬丸山公園(やなせまるやまこうえん)に戻ってきた。
花の名所で、日帰り入浴温泉の森林保養センター、お食事処魚梁瀬杉の家などがあり、かつての森林鉄道も走る。
周辺の観光看板。
さっき上ってきた千本山も書かれている。
この日は2020年4月3日、桜が満開だ。
公園の看板。
建物があったが、どうやら駅前広場らしい。
確かに線路とプラットホームがある。
「木想いの塔」と書かれた巨木の切り株。
桜の名所で本来なら多くの花見客がいるはずなのだが、新型コロナウイルスのせいで人影はまばら。
花桃も植えられている。
ダム湖まで歩いてきた。
さっき渡ってきた赤い鉄橋が見える。
桜の名所と言うだけのことはある。
立ち寄り湯の「やなせの湯」は営業時間外。
その横の「魚梁瀬杉の家」でランチを食べようと思ってきたのだが、なんと定休日だった(汗;)
お腹が空いたまま、とぼとぼと帰路についた。
感想
渓谷美が素晴らしい。
途中の森林鉄道の橋は、ぜひ車を降りて歩いて渡ってみて欲しい。
魚梁瀬ダムも、大迫力を楽しめた。
ダム湖も美しく、桜も多く植えられていて花見には最高だ。
早く新型コロナウイルスが収束してみんなで花見を楽しみたいと思った。
最高点の標高: 569 m
最低点の標高: 155 m
累積標高(上り): 778 m
累積標高(下り): -364 m
総所要時間: 01:20:17