樽の滝とは
樽の滝(たるのたき)は、高知県高知市鏡今井(こうちしかがみいまい)にある滝だ。
大水が出ると大樽を揺るがすような轟音がすることから、この名が付けられた。
滝の高さは約65メートルで二段の滝つぼがあります。大量の川野流れがあるときに大きな樽が転がり落ちる音のようだというところから「樽の滝」と名づけられたそうです。
滝の手前には龍神社が鎮座する。
祭神は天雲神、王神、龍神。
修験の地として山伏が入り、修行していたという。
雨をもたらす神、良縁幸福の神として信仰されている。
樽の滝には,3つの神様を祀った龍神宮があります。ここ龍神宮は恵みの雨をもたらすこと,又,良縁祈願の神様としても有名です。
龍神宮のお賽銭箱の傍には,訪問者が記入できる思い出ノートもあり,記念に書き残すこともできるようです。
駐車場
このあたりは平成の大合併で高知市に編入された地域で、市街地からはかなりの距離がある。
鏡ダムをさらに奥に入る。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/kochi-walking/8760/
すれ違いに困るような県道を進んでいくのだが、途中で分岐した道はさらに細くなり、脱輪しないように注意しながら進まないといけない。
ようやく駐車場に到着だ。
すでに1台車が停まっていたので、その後につけて停める。
この車であの道を来たのかと思うと、苦労が偲ばれる。
花壇かな、と思っていたところも駐車スペースのようなので、駐車場に困ることはなさそうだ。
建物があって以前は宿泊もできたようだが、今は廃墟となっている。
ついでにレストランの事を聞くと前の店主が亡くなって
直木賞作家の方が買い取り改装したころにこの方も亡くなったそうです。
あえて細かいことは書きませんが
地元の方とひと悶着あったそうな・・・(-_-)/~~~
遊歩道
この駐車場から、樽の滝が見える。
ガイドブックでは徒歩5分と言うことだったが、なんだか遠そうで不安になった。
遊歩道を進んでいくと、前の車の人らしきグループに追いついた。
植生説明看板。
橋を渡る。
龍神社
10分ほどで、鳥居にたどり着いた。
さらに進むと、2の鳥居がある。
歌碑。
鳥居をくぐると、社が鎮座する。
トタン板で囲われた建物だ。
説明看板。
内部はこんな感じ。
樽の滝
龍神社の先に、樽の滝がある。
滝壺の周囲には、しめ縄が張られている。
なかなかの迫力だ。
15分ほど、滝の前でゆっくりした。
帰宅
元来た道を戻る。
雪餅草(ゆきもちそう)が咲いていた。
葉の間から肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつける。
仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色である。
真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれた付属体がある。
あいの里まつばらセラピーロードで見た花だ。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/station/1222/
感想
高知市の市街地からは車で1時間弱だろうか。
近いのだが、なにせ途中の道は全くおすすめできないほど細い。
運転に自信のない人は、来るべきではない。
駐車場から滝までは5分は言い過ぎだが近くて快適な道なので、子供でも大丈夫。
滝の迫力もなかなかのものだ。
以前、鏡ダムのダム湖からここまで歩いてきたことがあるのだが、運転に自信がない人はそういう方法もありかも知れない。
最高点の標高: 498 m
最低点の標高: 297 m
累積標高(上り): 89 m
累積標高(下り): -207 m
総所要時間: 00:37:57