坂折川とは
坂折川(さこおりがわ)は、高知県高岡郡越知町(こうちけんたかおかぐんおちちょう)を流れる川だ。
仁淀川の支流で、桐見川(きりみがわ)とも呼ばれている。
清流仁淀川の支流だけに水質が良く、体長110cmものサンショウウオが発見されて横倉自然の森博物館に展示されている。
駐車場
この日は自宅を車で出発し、苑でランチを済ませた。
食後、越知町にやってきた。
スーパーの駐車場に停めさせてもらい、歩き始める。
大樽の滝方面に左折する。
途中で階段を下り、坂折川に出る。
沈下橋を渡る。
堤防沿いの道
沈下橋から土手の道を歩いて行く。
この日は2020年3月17日で、早くも花盛りだ。
桜も例年より半月ほど早そうだ。
堤防の上を歩いて行く。
汗ばむほどの陽気。
満開だ。
行く手に先日登った横倉山がそびえる。
五味の里
ここから上り坂。
ゴルフ練習場を通過。
ほたるとかじかの名所「五味の里」と書かれた看板があった。
その方向に歩いて行くと、お堂があった。
どうやらミニ八十八箇所霊場があるようだ。
しかし川に下りる道は荒れ放題。
途中の階段で、道路に戻る。
桐見ダム
道路沿いの石仏も、ミニ八十八箇所霊場だ。
桐見ダムが見えてきた。
越知町を貫流する坂折川は、従来ほとんど河川改修が行われておらず、下流の地域では毎年のように洪水による被害が発生し、その対策が望まれていました。
そこで周辺の地域開発、地域の民生の安定、産業の発展のために高知県が管理する治水ダムとして昭和63年に竣工しました。
型式としては重力式コンクリートダムであり、高知県管理のダムでは4番目の貯水容量となっています。
桐見ダムの紹介 | 高知県庁ホームページ から引用
案内看板。
ここにキャンプ場があると書かれていたので、そこまで歩いて行くことにした。
ダム湖を見下ろしながら歩いて行く。
ここでもチラホラ花が咲いてきている。
随分歩いてきたのだが、ダム湖が入り組んでいるせいで直線距離はほとんど進んでいないようだ(汗;)
坂折川
坂折川を上っていく。
捜し物が見つかるお地蔵様。
何本もの沢が流れ込む。
この道は思っていたよりずっと車の交通量が多く、歩道もないので危険を感じた。
中大平橋
ようやく橋が見えてきてほっとする。
この橋を渡って引き返すことにした。
中大平橋というようだ。
橋の上から公園が見える。
佐の国広場といい、桜がきれいそうだ。
坂折川右岸の道は車も通らず、のんびり歩くことができる。
ダム湖を見ると、湖面に道路標識が突き出ていた。
ダムに沈んだ道路の名残だ。
桐見ダム
桐見ダムまで戻ってきたので、展望台に上がってみる。
高知大学の学生の彫刻作品が展示されている。
ここからダム湖がきれいに見える。
展望台から見ると、桐見ダムの下は遙か彼方だ。
ダムから下りる道を進む。
しかしこの道はかなり荒れている。
事故もなく下りきった。
下から桐見ダムを見上げてみる。
結構な迫力だ。
この時まで桐見川だと思っていた(汗;)
里の道
坂折川を下っていく。
右岸から左岸に渡ることにした。
文徳地蔵堂に参拝。
地蔵堂内には越知町保護有形文化財である二躯の神像が安置されており、共にヒノキ材の寄木造りである。仏像は二躯とも如来形坐像で製作年代は小さい像が鎌倉時代、大きい像が江戸時代、男神坐像の神像は室町時代である。この他に木造十二神将像もあるが、これらの神仏像は明治初年の神仏分離令の際、旧横倉寺から移されたものと言われている。
文徳地蔵堂の神仏像 から引用
国道まで出た。
スーパーまで戻り、買い物を済ませて帰宅した。
感想
季節が今年は早く、花盛りの中のウォーキングとなった。
桐見ダムまでは少し上りだが、それ以外はほぼフラットなコース。
坂折川を眺めながら歩ける気持ちのいい道だ。
しかし桐見ダムから先は車の通行量が多いので、坂折川左岸を歩くのはおすすめできない。
右岸はほとんど車が通らず(この日は1台だけ)安心して歩けるので、こちらをピストンするのがいいだろう。
最高点の標高: 173 m
最低点の標高: 57 m
累積標高(上り): 426 m
累積標高(下り): -425 m
総所要時間: 03:21:58