久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は静岡県にある神社だ。徳川家康が没したあと、この地に葬られたことで知られる。
東照宮と言えば世界遺産である日光東照宮を思い浮かべるが、実は家康の遺体はこの久能山東照宮にまず葬られ、その一年後に日光東照宮に移されたそうだ。ここに葬ることを指定していたことからしても、家康はこの地に特別な思いがあったのだろう。
社殿は日光東照宮と同じく、絢爛豪華な造りだ。
実はこの久能山東照宮は、富士山、日光東照宮と一直線に並ぶ位置にあるそうだ。位置関係に意味を持たせたのだろう。
日本平からロープウェイで行く
まずは高速道路で移動し、新静岡ICで高速を降りた。静岡の街を抜け、日本平を目指す。途中細い道になって、本当に道を間違っていないか不安になった。
広い駐車場があるが、この日はかなり空いていた。
ここでチケットを買い、ロープウェイに乗る。
日本平からは下りになる。ロープウェイで下がっていくのは変な感じがする。
駿河湾が見渡せる。この日はいい天気だった。
程なくして到着。
絢爛豪華な社殿
社務所でチケットを見せ、境内に入っていく。
社殿は見事だ。さすが国宝。
たくさん写真を撮ったが、人物が写り込んでいるので公開は自粛(笑)
徳川家康の墓にも行ってみた。思ったより質素だ。やはりすぐに日光に移されたからだろうか。
墓の脇には、金のなる木が生えている。もちろん参拝しておいた。これで俺も金持ちになる、かも・・・
一部工事中の場所があったのが残念。
この久能山東照宮は、海抜216mの山の上にある。全ての資材を海側から人力で運び上げたそうだが、相当大変だっただろう。階段を上から見下ろして、その労苦を感じ入った。
社務所の先に宝物館があったので、そこも見学した。甲冑などが展示されていて、なかなか面白かった。ちょうど大河ドラマで真田丸が放映中と言うこともあり、徳川家康の西洋風の兜は興味深かった。
日本平からの眺望
ロープウェイで日本平に戻ってきた。
せっかくなので、その付近を散策。眼下に清水港、伊豆半島がよく見えた。
富士山もきれいに見えるはずなのだが、残念ながらこの日は全く見ることはできなかった。
帰りは反対の海側に下り、清水ICから高速に入った。