白水阿弥陀堂とは
白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)は、福島県いわき市内郷白水町広畑(ふくしまけんいわきしうちごうしらみずまちひろはた)にある真言宗智山派の寺だ。
藤原清衡の娘・徳姫が、夫の岩城則道公の供養のために建立したといわれる。
平安時代後期の代表的な阿弥陀堂建築で、福島県内唯一の国宝建造物となっている。
境内地は白水阿弥陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として国の史跡に指定されている。
当堂は永暦元年(西暦1160年)徳姫という女性が発願、建立されたと伝わる御堂でございます。
阿弥陀堂が建造物として国宝に指定され、堂内には、阿弥陀三尊(国重文)、持国・多聞天王(国重文)が安置されております。現存する平安時代の阿弥陀堂が少ない中、浄土庭園も兼ね備えた、他に類を見ない御堂となります。残念ながら堂内に当時表現された極楽浄土を描いた壁画などはほぼ失われましたが、色彩を復元した極彩色の文様は御堂内部に飾られています。
数百年の時の流れを感じさせる仏様を御参拝し、当時の御姿を想い、心に刻み込んでいただければと思います。
国宝 白水阿弥陀堂 から引用
白水阿弥陀堂
福島県いわき市内郷白水町広畑221
0246-26-7008
駐車場
2022年10月18日、前日は諸橋近代美術館(もろはしきんだいびじゅつかん)を見学した。
2連泊していたペンションシャレー裏磐梯(うらばんだい)をチェックアウト。
車で、磐越自動車道(ばんえつじどうしゃどう)に乗る。
東北自動車道(とうほくじどうしゃどう)に入る。
さらに常磐自動車道(じょうばんじどうしゃどう)に入る。
いわき湯元IC(いわきゆもとインターチェンジ)で下りる。
白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)にやってきた。
駐車場はとても広い。
最高点の標高: 805 m
最低点の標高: 19 m
累積標高(上り): 1019 m
累積標高(下り): -1805 m
総所要時間: 01:42:33
参道
まず案内看板でルートを確認。
平安時代後期の代表的な阿弥陀堂建築で、福島県内唯一の国宝建造物となっている。
由緒書き。
1160年に建立され、国の史跡に指定されている。
境内
拝観時間は8時30分から16時まで。
反り橋を渡る。
池に浮かぶ中の島にある。
拝観料は500円。
おばあが怒っております。
福島県内唯一の国宝建造物となっている。
美しい曲線を描く屋根と浄土式庭園が調和した、優美な姿を見せている。
奥州藤原氏の娘であった徳姫ゆえに、平泉の寺に影響されているという。
内部は撮影禁止だった。
遊歩道
どうやらここから裏の道には出入りできないようだ。
参拝を終え、池を周回することにした。
阿弥陀堂を後ろから見ると、こんな感じ。
一周してきた。
白水常盤神社
白水常盤神社の幟が立っていた。
白水常盤神社は反対側なのに、気づいていないおじい(汗;)
大市姫命(徳姫)を祭神とした神社で、当初阿弥陀堂境内東側に祀られていたが、明治維新の神仏離令により現在の場所に移設。高肉彫の鉄製懸仏聖観音像は、鎌倉時代後期に作られたとされています。秋になると祠の前には黄色の銀杏がじゅうたんのように広がります。
ようやく気づいた。
大市姫命(おいちひめのみこと)つまり徳姫(徳尼御前)を祀り、恋愛成就のご利益があるとされる。
明治の神仏分離令で、こちらに移設された。
白水常盤神社
福島県いわき市内郷白水町広畑10
願成寺
願成寺まで歩いてきた。
願成寺(がんじょうじ)は白水阿弥陀堂の本坊にあたる。
正式には菩提山無量寿院願成寺(ぼだいさんむりょうじゅいんがんじょうじ)といい、真言宗智山派の寺だ。
願成寺
福島県いわき市内郷白水町広畑221
0246-26-7008
参拝する。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 29 m
最低点の標高: 19 m
累積標高(上り): 12 m
累積標高(下り): -12 m
総所要時間: 00:35:49