小野神社とは
小野神社(おのじんじゃ)は、東京都多摩市一ノ宮(とうきょうとたましいちのみや)にある神社だ。
武蔵国一宮で、祭神は天ノ下春命(あめのしたはるのみこと)、瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
当社は安寧天皇一八年二月初末の日御鎮座と伝えられ武蔵国開拓の祖神である天下春命(あめのしたはるのみこと)又瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)を主神として御奉祀申し上げて居る由緒ある神社である。
小野神社(多摩市)
〒206-0002 東京都多摩市一ノ宮1丁目18−8
042-338-1151
江戸幕府も認めた!武蔵国一宮『小野神社』の由緒と魅力!【旅行VLOG、レビュー】武蔵国開拓の祖神を祀る由緒ある神社!多摩川を挟んで南北に分かれた謎!縁結びのご利益があるとされるハート石もあるよ!
駐車場
2024年9月1日、この日はCoCo壱番屋(ここいちばんや)府中四谷店でランチを済ませた。
そこから車で、東京都道20号府中相模原線/野猿街道(やえんかいどう)を走る。
東京都道41号線(川越街道)から路地に入る。
京王線の線路を渡る。
擦れ違い困難な住宅街を進む。
小野神社(おのじんじゃ)にやってきた。
舗装されていないが、駐車場は20台ほど停められそうだ。
参拝
この日は台風10号の影響で、大変な大雨(汗;)
小降りになるまで車内で待機していた。
朱塗りの社殿が実に見事ですね。
安寧天皇18年(575年)の鎮座と伝えられる古い神社だ。
祭神の天ノ下春命、瀬織津姫命は武蔵国開拓の祖神。
府中市にある小野神社と一つだったが、多摩川の氾濫に伴う水害によって遷座が行われた結果2社になったとされる。
縁結びに御利益があるとされるハート石。
江戸幕府はこちらを武蔵国一宮として保護した。
境内
大雨警報が出ているんですよね。
木像随身倚像の説明看板。
小野神社は8世紀中頃に起こり、中世には武蔵国国衙(こくが)に近在する筆頭の神社、武蔵国一宮であった。
随身倚像に、因幡法橋応円の作で権律師丞源により1319年に奉納されたという銘が発見された。
東京都指定有形文化財になっている。
本来、神道は偶像を持たないのが普通で、石や鏡などを御身体としてしていた。
8世紀頃から神仏習合の思想により仏像にならって神像が作られるようになった。
鳥居には菊のご紋。
この道を来たのだが、とても細い。
正面から見るとこんな感じ。
武州六大明神の一つとされ、これらを祀る武蔵国総社の大國魂神社(六所宮)には「一宮」として祀られている。
宝亀3年(772年)に作成された太政官符に「小野社」の名が初めて見られる。
武蔵国一宮として崇敬されてきた。
祭神は天ノ下春命(あめのしたはるのみこと)、瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
その他にも伊弉諾尊、素盞嗚尊、大己貴大神、瓊々杵尊、彦火火出見尊、倉稲魂命も祭神とする。
稲荷神社。
大國魂神社「くらやみ祭」で使われる山車を格納しているのだろうか。
大鳥居前の旧甲州街道とけやき並木通りを中心に、東西から22台の山車が囃子を競演しながら巡行します。
南門。
中にあるのは随神ではなく狛犬だった。
車で先に進んだ。