二社神社 ⇒ 樹齢300年のイチイガシが立つ

二社神社

二社神社とは

二社神社(にしゃじんじゃ)は、高知県吾川郡いの町柳瀬本村(あがわぐんいのちょうやなのせほんむら)にある神社だ。

境内にあるイチイガシが、いの町の保護文化財になっている。

樹高35m、推定樹齢300年以上とされる。

二社神社のイチイガシ仁淀川(によどがわ)の清流に沿って走る国道194号沿い、柳瀬本村(やなのせほんむら)の二社神社に立つイチイガシ。
社殿背後で斜面を覆う樹林の一員である。すらっと背が高いのは、光を受ける競争の結果と思われる。今ではもう他の木々を見下ろす高さで樹冠を広げている。周囲を刈り払って、専用の場所を確保してやるようになったのは、天然記念物指定後のことであろうか。
まだ若々しいイチイガシで、樹勢も良さそうだ。
サイズ的には少々物足りないが、これからぐんぐん大きくなることと思われる。

二社神社のイチイガシから引用

イチイガシ - 庭木図鑑 植木ペディア関東南部より西の暖地に自生するカシの仲間。都市部では奈良公園に数多く見られるが、九州の林地では普通に見られる。日本以外では韓国の済州島や中国に分布する。

・葉の裏側や若い枝にはクリーム色の短い毛が密生し、遠目からは白っぽく見える。春先に見られる新芽も同じようにクリーム色で、よく目立つ。

・樹高は30mほど、幹の直径は1.5mを超えるほど大きくなり、丈夫な材が船の櫓に使われたことから「ロガシ」という別名がある。船の櫓以外でも様々な器具を作るのに使われる。

・開花期は4月で、ドングリは10月頃に熟す。他のカシと異なり、ドングリはアク抜きせず、生で食べることができる。縄文時代から人間の食糧となっていたことが遺跡から判明している。

・神社仏閣や公園に多く、庭木として使われることは少ない。

イチイガシ – 庭木図鑑 植木ペディアから引用

また、古文書も指定文化財になっている。

柳瀬二社神社の古文書 | 町指定文化財 | いの町役場6冊全部和綴本。県内で発見されたものは、今回がはじめてで、県内には所有している町村はありません。厚い紙で質がよく本そのものに値打ちがあります。

いの町柳瀬本村に二社神社があります。柳瀬部落の中央、山麓に位置します。この神社の本殿の奥深く、神職と一部の世話役しか知らされざる正に禁断の古書がありました。神社拝殿修理の話が起きたのをきっかけに、その数年後に持ち出されました。

柳瀬二社神社の古文書 | 町指定文化財 | いの町役場から引用

駐車場

この日は鹿嶋神社に参拝した。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/spot/11866/

その後、二社神社にやってきた。

鳥居の周囲が広くなっているので、そこに車を停める。

境内

鳥居をくぐる。

狛犬。

かなり古そうだ。

一の鳥居。

二の鳥居。

灯籠。

手水舎。

参拝

拝殿。

おみくじの番号書きが風雨で消えてしまって読めない。

内部はこんな感じ。

後ろに回ってみた。

本殿は完全に囲われていて、見ることができない。

残念だ。

反対側に回る。

本殿脇に、地蔵があった。

渡り廊下の下をくぐる。

社務所だろうか。

境内

社。

賽銭箱が古そうだ。

石碑。

明治37年の日露戦争戦没者の慰霊碑のようだ。

イチイガシ。

思ったより小さいのは、折れてしまったのだろうか。

参拝を終え、三上八幡宮に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/niyodogawa/spot/11913/

感想

広い神社で国道沿いでもあるので、時々立ち寄っている。

きれいに清掃されていて、気持ちがいい。

イチイガシの壮大な姿が見られなかったが、写真を見るとあの木ではなかったのかも知れない。

今度参拝した時に、確認してみよう。