片倉館とは
片倉館(かたくらかん)は、長野県諏訪市(ながのけんすわし)にある温泉施設だ。
片倉館は、大正から昭和の初期に日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する(財)片倉館が1929年(昭和4年)に設立されました。
片倉館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り4丁目1−9 片倉館 2階
0266-52-0604
国の重要文化財【温泉】片倉館に入ってみた!洋館外観×和風内装の魅力をレポート【旅行VLOG、レビュー】製糸業で財をなした片倉財閥の財力を目の当たりにする!女工の福利厚生施設のレベルを遙かに超えた!
駐車場
2024年12月30日、この日は長野県諏訪市(ながのけんすわし)にある手長神社(てながじんじゃ)に参拝した。
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そこから車で、上諏訪の町を走る。
諏訪湖に出てきた。
片倉館(かたくらかん)に到着。
駐車場はとても広い。
外観
敷地内に諏訪市美術館がある。
昭和18年に建てられた片倉製糸の「懐古館」を利用している。
諏訪市美術館は長野県最初の公立美術館としてオープンいたしました。昭和18年に建てられた片倉製糸の「懐古館」を当時の趣のまま美術館として利用しています。
諏訪市美術館
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り4丁目1−14
0266-52-1217
諏訪湖側の入口は裏側で、こちらが正門のようだ。
片倉館は片倉財閥の片倉兼太郎が、昭和の御典礼祝賀と創業50周年を記念して建てた。
広い庭がある。
製糸工場で働く女工への福利厚生として建てられた。
会館棟
まず会館棟を見学する。
ここで靴を脱いで自分で靴箱に入れるシステム。
会館、浴場、渡廊下の3棟が国の重要文化財に指定されている。
千人風呂は1日1,000〜1,200人、一度に男女100人ずつ入れる。
大浴場は7.5m×4m×1.1mの大理石造り。
当然撮影禁止。
片倉財閥は明治から昭和にかけて、製糸業で財をなした。
昭和3年(1928)に地元の福祉施設として建設された。
ロケに使われることも多い。
森山松之助が設計し、1928年(昭和3年)に竣工した。
大広間は204畳敷。
おばあは歌いませんから。
1階は個室が並ぶ。
トイレは最新型。
見かけは石造りの洋館だけど中は日本建築だね。
千人風呂
見学を済ませ、千人風呂に入る。
入浴を済ませ、2階の休憩室へ。
屋上に出られる。
諏訪湖を一望だ。
泉質は単純温泉だが、体がポカポカして外が気持ちいい。
湧出温度70度で、浴槽も熱めだった。
1.1mと深いので子供は要注意。
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