椙本神社とは
椙本神社(すぎもとじんじゃ)は高知県吾川郡いの町にある神社。
いの大国さまとして知られている。
この神社の秋祭りは、土佐の三大祭にあげられている。
いの大国さま 椙本神社 | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」
ご祭神は大国主命、素盞鳴命、奇稲田姫の三柱。ご神徳は、福徳開運、商業繁栄など多岐にわたる。
春と秋に大祭があり、土佐の三大祭の一つとして知られる。
古くから伝えられている福俵を手に、福をいただきその年の幸せを祈願する。秋の大祭では「おなばれ」や獅子舞などが繰り広げられる。鎌倉時代に作られた国指定重要文化財「八角形漆塗御輿」のレプリカも披露される。
町民に親しまれている神社
椙本神社は、伊野の町中にある。
隣りに見えているのは、ギャラリーコパだ。
ギャラリー「コパ」 | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」
スペイン語で「さかずき」という意味がある「コパ」。文化の流れを受け止める建物として建築された。
1階には、いの町観光協会・仁淀川地域観光協議会の事務所があり、いの町や仁淀川流域及び高知県に関する観光情報を収集できる。2階ギャラリースペースでは様々な展示会が行われている。
椙本神社は、「いのの大黒さま」と呼ぶ人の方が多い。
社殿
鳥居は意外と小さい。
拝殿は趣がある。
江戸時代に建てられたらしい。
商売繁盛を祈願するのにふさわしい。
細工も細かい。
摂社
境内には、秋葉神社、恵比須神社、水神社が鎮座している。
秋の大祭
土佐の三大祭のひとつに数えられている秋の大祭は、とても賑やかだ。
この日は、沿道に多くの露天が出る。
鳥居も、とても華やかに変わる。
いつもは厳粛な境内も、この日ばかりはまさにお祭り騒ぎ。
手水も順番待ちだ。
お守りも大量に並べられている。
熊手も人気がある。
拝殿で神事を執りおこなう。
神輿
拝殿脇には、神輿の準備。
子供神輿だ。
いよいよ出発。
楽しそう。
そして、本物の神輿も。
烏帽子姿でかつぐ。
しめ縄を抜けたところで、神輿の上に鳳凰の像を取り付ける。
金ぴか。
これで準備万端だ。
かなり重そうだ。
幟を先頭に、町に向かう。
長い行列が練り歩く。
後には稚児。
そして巫女が続く。
感想
地元の神社だけに、ほぼ毎月参拝している。
商売繁盛するかな(笑)
秋の大祭は、普段静かな伊野の町がこの日ばかりは別世界に変わる。
ぜひ一度体験してみて欲しい。