霧多布湿原とは
霧多布湿原(きりたっぷしつげん)は、北海道厚岸郡浜中町(ほっかいどうあっけしぐんはまなかちょう)にある湿原だ。
面積は約3haで、厚岸道立自然公園に含まれる。
北海道の道東、浜中町にある霧多布湿原は国内5番目の広さをもち、夏に見せる花の景観は、国内でも最大級といわれています。
私たちは、湿原がもつ豊かさや価値を多くの人々に伝える活動をおこない、
この湿原を未来の子どもたちへ残していくことをミッションとして活動を進めています。
霧多布湿原ナショナルトラスト
北海道厚岸郡浜中町琵琶瀬60
0153-62-4600
駐車場
2022年6月29日、この日はレストラン湿原ユートピアでランチを済ませた。

そこから車で、霧多布湿原にやってきた。
道路脇に20台ほど停められそうだ。
霧多布湿原ナショナルトラスト
ここはエゾカンゾウの群生地になっている。
霧多布湿原ナショナルトラストというNPO法人の建物がある。
自然保護のため民有地を買い上げる活動をしているという。
霧多布湿原の民有地約1200ヘクタールの内、開発の可能性が高い海沿い道路際の約200ヘクタールをはじめ、タンチョウの営巣地にある民有地の保全を図るため、全国に呼びかけナショナルトラストによる用地の買い取りを進めています。
まず案内看板でルートを確認。
インフォメーションセンターがあるので、入ってみた。
館内はこんな感じ。
さっき食べてきたラーメンに、どでかい昆布が入っていたことを思い出した。
奥の部屋はカフェのようだ。
琵琶瀬木道
建物を出て、琵琶瀬木道を歩いて行く。
はるか先までエゾカンゾウが咲いている。
約300種の花が咲くことから「花の湿原」と呼ばれているそうだ。
エゾカンゾウを見ながら歩いて行く。
エゾカンゾウは本州ではニッコウキスゲと呼ばれている。
花茎は高さ80cmに達し、茎の先端に橙黄色のラッパ状の花を数個つける。エゾキスゲによく似ているが、花の色は黄色ではなく橙色で、エゾキスゲが夕方開花し翌日の昼頃まで咲くのに対して、エゾカンゾウは日中に咲いている。北海道では海岸沿いの草地や湿った平地に群生し、サロベツ原野のエゾカンゾウの大群落は有名である。
一つの花は一日しか咲かず、朝に咲いたものは夕方にはしぼんでしまうが、次々と開花するので、結果として長い期間花を楽しむことができる。
琵琶瀬木道をピストンする。
ベビーコーンみたいな花は、ヤマブキショウマというそうだ。
和名の由来は葉がヤマブキに似ていることから。地域的な変異が多く、どこまで同一種とするのか説がいろいろあり、学名も多数ある。日本にはヤマブキショウマ属は1種のみが自生する。
ヤマブキショウマ Aruncus sylvester バラ科 Rosaceae ヤマブキショウマ属 三河の植物観察 から引用
あやめも咲いていた。
午前中に行ってきたあやめヶ原を思い出した。

木道の先は、ウッドチップが敷き詰められた遊歩道になっている。
川岸で終点のようだ。
泥川という川のようだ。
イヌワシのような鳥を発見。
どうやらオジロワシらしい。
全長80cm(オス)、94cm(メス)。翼を広げると220cmにもなります。ワシ・タカの仲間は、オスよりもメスが体は大きいのが普通です。全身濃い茶色で、ゆるやかなクサビ型の尾が白いので、この名があります。冬鳥として全国に渡来しますが、多くは北日本に集中します。ユ
仲の浜木道
インフォメーションセンターまで戻り、今度は道沿いの遊歩道を歩いて行く。
仲の浜木道というようだ。
ハマナスも咲いていた。
エゾカンゾウの大群落だ。
木道は700mほど続いているそうだ。
ベンチもある。
戻ることにした。
チーズケーキ
霧多布湿原ナショナルトラストまで戻ってきた。
カフェでコーヒーを頼んだ。
マグカップはエゾカンゾウ柄、ケーキ皿は丹頂鶴柄だ。
車で先に進んだ。
