鳴沢氷穴とは
鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)は、山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢(やまなしけんみなみつるぐんなるさわむらなるさわ)にある溶岩洞だ。
総延長156mの洞窟で、天然記念物に指定されている。
鳴沢氷穴は青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、年間を通して観光客がたえず富士五湖観光のひとつに数えられています。今から1150年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟です。
昭和4年に文部省の天然記念物の指定を受けてから世界に紹介され、地質学上、貴重な存在となっています。
ちなみに 鳴沢村の樹型溶岩群はスパイラクルの数では世界有数といわれています。
鳴沢氷穴
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢8533
0555-85-2301
【絶対行くべき】鳴沢氷穴【山梨県観光】神秘的な溶岩洞の探索!夏でも0度!天然の冷蔵庫!【旅行VLOG、レビュー】たった350円でインターナショナルな体験!子供でも行ける安全な洞窟探検体験!
駐車場
2023年8月30日、この日は道の駅なるさわでランチを済ませた。
そこから車で、鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)にやってきた。
駐車場はとても広い。
入口
自動販売機で入場券を買う。
洞窟内は100段ほどの階段があるので、要注意。
長靴は不要だが、スニーカーなど歩きやすい靴を推奨する。
料金は350円、風穴との共通券があるといいのにね。
建物の横を歩いて行く。
平安時代の864年、富士山の北西山麓で大規模な噴火活動が発生した(貞観大噴火)。
噴出した溶岩が冷え固まる際に、内部の高熱なガス体や冷え切らない溶岩が抜け出すことで形成された空洞だ。
スパイラクル(溶岩樹型型溶岩水蒸気噴気孔)の数では世界有数といわれている。
スパイラクルとは、溶岩が流れたところに小さな池や川などの水があったとき、水が溶岩で急に熱せられて沸騰して水蒸気となって膨張し、溶岩を突き破って煙突を作るような感じになるものです。
溶岩樹型型スパイラクル から引用
夏でもひんやり、氷の貯蔵庫。
洞内は気温0度だという。
この付近には洞穴が100以上存在する。
氷穴
氷穴に入る。
階段を下りていくと、いきなり気温が低下する。
年間の平均温度は摂氏3度程度だそうだ。
氷穴内には氷の貯蔵庫がある。
江戸時代には献上するための物品、大正時代には氷式冷蔵庫の氷など、様々な用途で使われていた。
竪穴環状形の形状になっている。
階段は上りと下りが分かれている。
みんな息切れています。
明るいところから入るので、見えづらく怖い。
ここに来るのは40年ぶりだ。
天井が低く、中腰で歩いて行く。
おじいには厳しい(汗;)
なんとか難所をクリア。
ようやく地獄穴まで歩いてきた。
竪穴(たてあな)で、一歩足場を失うものなら二度と帰ることができない危険な穴だという。
氷柱まで歩いてきた。
天井からしみ出した水滴が落ちて凍り、積み重なった氷の柱。
冷蔵庫として使われていた。
帰路
上りの階段は、なかなか手強い(苦笑)
頭上注意、帽子をかぶっておいた方がいいだろう。
外が見えてきた。
なかなか面白く、350円の価値はある。
特に夏はおすすめ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 1028 m
最低点の標高: 830 m
累積標高(上り): 533 m
累積標高(下り): -578 m
総所要時間: 03:19:25