グレノーチーとは
グレノーチー(Glenorchy)は、ニュージーランド南島にある町だ。
タスマン氷河がワカティプ湖に流れ込む場所にあり、その雄大な景色から数々の映画のロケ地になっている。
クイーンズタウンの町の前に広がる美しい湖、ワカティプ湖。その湖の北端にある町が、グレノーキーです。
クイーンズタウンからは車でもボートでも約45分の距離にありますが、人口500人程度のこぢんまりとした静かな町で、クイーンズタウンのような賑やかさはありません。ですが、グレノーキーはある意味、世界的に知られている町でもあります。
それは、ロードオブザリング、ホビット、ナルニア国物語、さらにX-MENやバーティカル・リミットなど、数多くの映画のロケがこの町の周辺で行われたからです。
旅行の前に映画を見ておけば、旅行中に映画の風景がよみがえり、より楽しい旅になること請け合いです。
世界的に人気のトレッキングコースであるルートバーントラックも、ここから出ている。
ルートバーン・トラックのある辺りはニュージーランドでも特に風光明媚で、氷河の残したフィヨルド、岩がちな海岸線、そびえ立つ崖、湖、滝が集まっています。森林は固有種の野鳥の宝庫です。トムティット、ロビン、ファンテイル、ウッドピジョン、ベルバードのほか、世界で唯一の山岳性オウム、ケアが生息しています。
周回コースではありませんが、グレノーキー郊外のルートバーン・シェルターかテ・アナウ側のザ・ディバイドのどちらからでも歩くことができます。5月~9月のオフシーズンは雪崩の危険性が高いため、避けた方がよいでしょう。
駐車場
この日はダニーデンから車でグレノーチーまでやってきた。
駐車場に着いたが、ワカティプ湖の水位が上がっていて周囲はほぼ水没状態になっていた。
2mほど水位が上がったのだろう。
グレノーチーウォークウェイ
駐車場から、グレノーチーウォークウェイに入る。
車道が続く。
ルピナスが満開だ。
道の両側は、湿地帯になっている。
ラグーンと書かれているので、もともと湿地帯なのだろう。
ルピナスを眺めながら、進んでいく。
橋が見えてきた。
矢印に従って進む。
非常に道が整備されている。
乗馬禁止の看板。
さらに歩いて行く。
池を渡る
分岐点に到着。
ここでロングコースとショートコースに分かれる。
30分の差があるので、ショートコースの方に進むことにした。
このコースは、木道で池を横断していく。
まるで尾瀬のような風景だ。
水位が上昇したので、こんな感じになったのだろう。
なかなかいい景色だ。
GoProなので、水中撮影もしてみた。
さらに木道は続く。
道路が見えてきた。
鳥のさえずりも聞こえてくる。
このあたりは、木道が水没していた。
ベンチがあった。
絵になる風景だ。
ベンチに座って、景色を愛でる。
ここは絶好の撮影ポイントだ。
木道に戻り、先に進む。
マングローブ状態。
またベンチがあった。
ここには手すりが着いている。
流れがあるので安全のためだろう。
道路に出る
道路が近づいてきた。
ここから町の方に戻っていく。
分岐点までやってきた。
ゴルフ場方面に行く道は通行止めになっていたので、車道に出る。
この道は、グレノーチーに来たときに車で通ってきた道だ。
右側はゴルフ場。
当然真っ平ら。
キンロック方面への交差点まで戻ってきた。
建物が並んでいる。
ツアー会社やレストランのようだ。
カフェも何軒かある。
第二次世界大戦戦没者の慰霊碑。
駐車場まで戻ってきた。
湖で、カイトサーフィンをしている人がいた。
ボートハウス
駐車場から、ボートハウスに向かった。
記念撮影している人がいる。
ボートハウスにGLENORCHYと書かれているので、絶好の撮影ポイントだ。
桟橋に向かう。
クイーンズタウンからの船は、ここに着くのだろう。
この付近も、かなりの面積が水没しているようだ。
車で宿泊地に向かった。
感想
お天気が悪く諦めかけていたが、なんとか散策することができた。
美しい景色を眺めながら歩くのは、本当に気持ちがいい。
長距離ドライブのあとだけに、からだもリフレッシュできた。
静かな観光地なので、通好みと言えよう。
最高点の標高: 321 m
最低点の標高: 306 m
累積標高(上り): 55 m
累積標高(下り): -56 m
総所要時間: 00:56:02