支笏湖とは
支笏湖(しこつこ)は、北海道千歳市(ほっかいどうちとせし)にある湖だ。
支笏洞爺国立公園(しこつとうやこくりつこうえん)に属し、日本で2番目の水深を誇る。
透明度が高く水質日本一とされ、日本最北の不凍湖でもある。
支笏湖は、およそ4万年前に支笏火山の噴火でできた陥没地に水が溜まって形成されたカルデラ湖です。名前の由来はアイヌ語で”大きな窪地”を意味する「シ・コッ」が語源と言われ、古くから千歳の貴重な水源とされてきました。 長径13km、短径5kmの東西に長いマユ型の湖で、周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mと国内では、秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇り、日本最北の不凍湖です。水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、水質は2018年度まで11年連続日本一に評価されています。
この透明度と水質を誇る支笏湖の澄んだ水は光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われる青色の輝きを放ちます。また支笏湖の清らかな水は周辺の自然も豊かにしています。オコタンペ湖や苔の洞門、標高1,000mを超える風不死岳、恵庭岳、樽前山など美しく雄大な自然を育み、新緑、紅葉、雪景色など四季折々に表情を変え、訪れた人を癒やし楽しませてくれます。
駐車場
2020年7月3日、この日は有珠外輪山遊歩道(うすがいりんざんゆうほどう)をウォーキングした。
そこから車で、休暇村支笏湖(きゅうかむらしこつこ)の駐車場にやってきた。
駐車場はとても広い。
最高点の標高: 559 m
最低点の標高: 56 m
累積標高(上り): 798 m
累積標高(下り): -1044 m
総所要時間: 01:34:26
無料なのも嬉しい。
まずは案内看板でルートを確認。
休暇村支笏湖
休暇村支笏湖は、支笏湖温泉にあるホテルだ。
日帰り入浴も出来るようになっている。
支笏湖温泉は、皮膚の表面をやわらかくして脂肪や分泌物を洗い流す効果があるという成分を含んでいます。
また、筋肉痛や関節痛、五十肩、冷え性などにも効果があるといわれています。
休暇村 支笏湖 温 泉【楽天トラベル】 から引用
支笏湖
休暇村支笏湖から坂道を下りて、支笏湖に向かう。
この坂道が、かなり険しい。
ようやく支笏湖まで下りてきた。
山線鉄橋
山線鉄橋(やませんてっきょう)を渡る。
明治32年に架けられた、北海道で現存する現役最古の鉄橋だ。
山線鉄橋は、明治32年に北海道官設鉄道上川線に「第一空知川橋梁」として空知川に架けられていたものが、大正12年に王子製紙の専用軽便鉄道として現在の場所に移された、英国製ダブルワーレントラス橋です。
軽便鉄道は明治41年から昭和26年まで運行しており、「山線」という名は、苫小牧から日高方面海沿いに走っていた鉄道を「海線」と呼び、支笏湖方面に走っていた鉄道を「山線」と呼んでいたことに由来します。
大正11年頃からは一般旅行者も軽便鉄道の便乗を許されましたが、資材運搬を目的に運行していたため、切符の裏には「人命の危険は保証せず」と書かれていたと言われています。
昭和26年8月、急速に進んだ道路整備により軽便鉄道が廃止され、山線鉄橋も鉄道橋の役目を終えました。その後、昭和42年に支笏湖のシンボルとして王子製紙から千歳市に寄贈され、道路橋・歩道橋として長年利用されてきました。
老朽化の著しかった橋は、市が平成7年から3年間にわたる解体修復工事を行い、再生されました。生まれ変わった山線鉄橋は、平成19年11月「洋紙の国内自給を目指し北海道へと展開した製紙業の歩みを物語る近代化産業遺産群」として経済産業省の近代化産業遺産に認定されました。さらに平成30年11月には、その工学的、歴史的な価値が評価され、土木学会の「選奨土木遺産」に認定されました。
展望広場
展望広場に向かう。
支笏湖神社が鎮座する。
支笏湖地域の鎮守となっている。
支笏湖神社は山をつかさどる神と、海上・航海安全をつかさどる「海の神」を祭り、支笏湖地域の鎮守となっています。
創設年は定かではありませんが、戦前から現在の山線鉄橋南側に位置する崖の中腹に祭られていました。その後、移設が繰り返され、2016年に現在のビジターセンター近くに移設されました。
移設にともない新しく造られた鳥居越しには一段と神秘的な支笏湖を望むことかできます。
ビジターセンターは工事中。
ランチ
温泉街に向かう。
ここでランチ。
焼きそばとステーキ丼。
さらに茹でトウモロコシ。
散策
食事を終え、さらに先に進んでいく。
支笏湖の向こうに見える山の説明看板。
特徴的な山容の樽前山が見える。
前日に高速道路の樽前SAでランチを済ませたときに見えたはずなのだが、あいにくのコンディションで全く見えなかった(汗;)
観光ボートは新型コロナウイルスのせいで休業中。
せめて水中撮影でも。
戻ることにした。
駐車場まで階段が続く。
汗でドロドロになりそう(汗;)
上がりきったところに展望台があった。
駐車場まで戻ってきた。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 299 m
最低点の標高: 248 m
累積標高(上り): 142 m
累積標高(下り): -146 m
総所要時間: 01:14:04