尻屋崎とは
尻屋崎(しりやざき)は、青森県下北郡東通村尻屋ケシ子山(あおもりけんしもきたぐんひがしどおりむらしりやけしねやま)にある岬だ。
下北半島の北東端をなし、岬の北側は津軽海峡、東側は太平洋となる。
本州最北東端の岬。最果ての地といった風情が漂います。風が強く、かつて昔は多くの船舶が座礁・遭難して「海の墓場」と呼ばれていたそう。岬の先端に建つ尻屋埼灯台(しりやさきとうだい)は、120年以上の歴史があり、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇ります。128段の階段を上ると津軽海峡と太平洋を一望できます。
尻屋崎ビジターハウス
青森県下北郡東通村尻屋ケシ子山37−20
駐車場
2022年6月23日、この日は海峡食堂善(かいきょうしょくどうぜん)でランチを済ませた。
そこから車で、下北半島北東端の尻屋崎(しりやざき)にやってきた。
駐車場はなさそうなので、閉店している土産物店に車を停めた。
最高点の標高: 39 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 48 m
累積標高(下り): -47 m
総所要時間: 00:10:05
尻屋埼灯台
ここから灯台に向かう。
この日は風が強く、雨もパラパラ降っている。
ここは放牧場になっており、寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されている。
東通村の海岸地帯には、南部藩政時代から田名部馬と呼ばれる比較的小柄で寒気と粗食に耐え、持久力に富んだ馬が「四季置付」と称し周年放牧されていました。
これらは、南部馬を祖とし、藩政時代から明治、大正、昭和に亘って主として軍用馬として外来種との交配によって改良されてきた田名部馬であり、なかでも、尻屋地区ではこの田名部馬をブルトン種と交配することにより独自の農用馬(肉用馬)として改良してきました。
尻屋埼灯台(しりやさきとうだい)は1876年に完成し、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇る。
しかし見学は休止中(汗;)
尻屋崎は「しりやざき」と濁り「崎」の字だが、尻屋埼灯台は「しりやさきとうだい」と濁らず「埼」の字で、ややこしい。
強風のため閉鎖中だという。
全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つなのだが、残念だ。
明治9年にブラントンにより建設されたレンガ造りの灯台だ。
日本の灯台50選に選ばれており、レンガ造りの灯台としては日本一の高さを誇る。
尻屋埼灯台は、工事期間3年4ヶ月を費やし明治9(1876)年10月20日に点灯開始した、高さ30mを誇る日本一高いレンガ灯台です。明治期、尻屋埼灯台は濃霧に挑(いど)んだ機械が次々と投入されました。点灯の翌年の明治10(1877)年11月、日本最初の音波標識となる霧鐘が灯台に取り付けられました。しかし、霧鐘を打ち鳴らす機械が灯台に激震を与えるため、2年後に廃止され、代わりに日本最初の霧笛が設置されました。
第二次世界大戦末期の1945年に米軍機の機銃掃射を受けて、当時勤務していた村尾常人標識技手が殉職した。
翌1946年、攻撃を受け破壊しつくされたはずの灯台が光を放ち、その目撃が相次いだという。
周囲の景観は素晴らしい。
下北半島国定公園に指定されている。
ここから北海道が見えるはずなのだが、この日は見えなかった。
海がメチャメチャきれいだ。
「本州最涯地尻屋崎」の碑。
おばあがやったら、おじいもやるしかない(苦笑)
石碑があったが、どうやら砂防工事の顕彰碑のようだ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 16 m
最低点の標高: 8 m
累積標高(上り): 16 m
累積標高(下り): -15 m
総所要時間: 00:12:32