お山めぐり
2022年6月23日、この日は恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)に参拝した。
地蔵堂の横から、お山めぐりスタートだ。
回る風車は、亡くなった幼い子供を弔うために両親が供えたものだ。
荒涼とした風景が続く。
菩提寺に入山すると渡されるパンフレットには参拝順路の地図が掲載されており、所要時間約40分となっている。
4年前に歩いた時にはもっと噴気が立ち上っていた気がするが、ほとんど見えない。
歩道は非常に整備されており、危険な感じはしない。
無間地獄、血の池地獄など、名前がつけられている。
平和観音まで歩いてきた。
硫黄分が高いので、供えられたお金は変色している。
おばあ、さっそく転けています。
ブクブク泡が出ている場所があった。
862年に慈覚大師が開山したと伝わる。
パンフレットに番号が振られているので、順番に回れば良い。
これは75度くらい。
八角堂まで歩いてきた。
血の池地獄というが、赤くはない。
八角堂に入る。
亡くなった方の洋服が供えられている。
地元では古くから「人は死ねば恐山に行く」と言い伝えられてきた。
ハスの花が咲いていた。
極楽浜まで歩いてきた。
石英の砂粒が広がり、真っ白だ。
大町桂月の歌碑がある。
宇曽利山湖(うそりやまこ)の水質は、pH値が約3.2~3.8という強酸性だ。
そのため魚は住んでいない。
ただ生来のウグイだけは生息でき、他からウグイを連れてきて放流しても2時間以内に死んでしまうそうだ。
おばあが石積みにチャレンジ。
シャクナゲが咲いていた。
恐山吉祥閣
お山めぐりを終えた。
この日は恐山吉祥閣で宿泊だ。
荷物を取りに、車に戻る。
荷物を持って再び総門を通り、吉祥閣に向かう。
宿坊まで遠いので、荷物はキャリーバッグなどではなくコンパクトにまとめたほうがいい。
恐山吉祥閣は非常に大きな宿坊だ。
2階建てで、37室ある。
奥に見えているのが客室だ。
硫黄ガスが強すぎて使用できない部屋があるとの事。
残念ながら撮影禁止だった。
翌日は大雨だ(汗;)
ここの風呂はとても強烈な泉質だ。
4回も温泉に入った(笑)
風が強くて、嵐のようだ。
注意するのは、wifiがないのは想定内だが、携帯の圏外でdocomoもauもソフトバンクも部屋では使えない(場所によってはアンテナ1本くらい)ことだ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 236 m
最低点の標高: 216 m
累積標高(上り): 95 m
累積標高(下り): -93 m
総所要時間: 00:53:25