恐山宿坊吉祥閣 ⇒ 温泉を堪能し精進料理に舌鼓

恐山宿坊吉祥閣

恐山宿坊吉祥閣とは

恐山宿坊吉祥閣(おそれざんしゅくぼうきちじょうかく)は、青森県むつ市の恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)に隣接する宿泊施設だ。 菩提寺は比叡山延暦寺、高野山金剛峯寺と並び、日本三大霊場の一つとして知られる。 その宿坊とあって、期待を持って訪れた。 また温泉もあり、源泉掛け流しの硫化水素含有酸性緑ばん泉だそうだ。

チェックイン

この日は酸ヶ湯温泉から車で恐山にやってきて、菩提寺に参拝した。
恐山菩提寺とは 恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)は、青森県むつ市の曹洞宗の寺だ。 比叡山延暦寺、高野山金剛峯寺と並び、日本三大霊場の一つ...
ランチを済ませ、吉祥閣にむかった。 車は菩提寺の駐車場に停めたまま、荷物を引きずって宿坊に向かう。 とても大きな建物だ。 まるで最新ホテルのようなエントランス。 ここで下駄箱に靴をしまってから、フロントに向かう。 ロビーもとても広い。 照明がなかなかおしゃれだ。 まずはチェックイン。

部屋

2階建てで、37室あるようだ。 係の人の話では、硫黄ガスが強すぎて使用できない部屋があるとの事。 部屋は和室だ。 続きの間もあり、20人くらい寝られそうだ。 既に布団が敷かれていた。 後から知ったのだが、この敷き方は北枕だそうだ。 洗面台は2シンク。 トイレは水洗だが、温水便座ではない。 部屋には携帯の電波が届かない。 窓際に行くとかろうじてアンテナが1本立ったので、スマホを窓に立てかけて置いてテザリングでiPadを運用する事にした。 いまどきwifiも無く圏外なのはつらい。 窓から荒涼とした景色が眺められるのはよかった。

温泉

入浴は4時からという事なので、時間が来てすぐに入りに行く事にした。 ところが、部屋の鍵が閉まらない。 キーを差し込んで回そうとするが、回らないのだ。 しばらく悪戦苦闘したがどうにもならず、係の人を呼ぶ事に。 どうも硫黄ガスのせいで、金属が腐食しているようだ。 潤滑剤を吹き付けてもらい、なんとか施錠できた。 この一件で、むしろ温泉への期待はさらに高まった。 大浴場は、まさに大浴場。 とてつもなく広い風呂だった。 酸ヶ湯温泉の千人風呂並の広さだ。 しかも石張りの近代的な浴槽。 実に気持ちがいい。 源泉掛け流しという事だ。 さらに硫黄成分が強すぎるために、入浴後はお湯で洗い流すようにとの注意書きまであった。 どれだけ成分が強いんだよ。 洗い場も多く、40人くらいが一度に洗えそうだ。 写真を撮れなかったのが残念。 大浴場を撮影してたブログを見つけたので、興味のある人は参照を。

夕食

部屋に戻って、やはり鍵が回らない(汗;) 5分ほどガチャガチャしていて、ようやく部屋に入る事ができた。 夕食は、ロビーに隣接する広間で食べる。 旅館じゃないので、浴衣では行けないので注意。 食事はもちろん精進料理だ。 なかなかおいしくて、おかわりを3杯もしてしまった。 この時出された箸は朝食でも使うので、箸袋に収めて持ち帰る必要がある。

朝のお勤め

快適な眠りの翌朝、6時30分から朝のお勤めだ。 部屋を出て、本堂に向かう。 この日も雨。 宿坊で傘を借りて、本堂への廊下に向かった。 長い廊下を歩いて行く。 途中、境内にある温泉が見えたのだが、人がいた。 温泉に入りに来たのだろうか。 本堂で朝の礼拝を済ませ、地蔵堂へ。 ここには花嫁人形が数多く飾られていたのが印象的だった。

朝食

宿坊に戻り、朝食を頂く。 夕食の時に持ち帰った箸を取り出し、さっそくいただく。 朝食も美味しくて、おかわり。 おひつのご飯を食べ尽くしたのだった(汗;) 食後、少しゆっくりしてからチェックアウト。 雨が強かったので、駐車場から宿坊の前まで車を移動させて荷物を積み込む。 この後、青森市を目指す。
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感想

素晴らしい宿坊だった。 精進料理なこと、飲酒禁止なこと、朝のお勤めや時間が決められている事を除けば、高級旅館と言ってもいい。 もちろん温泉は最高。 食事も美味しかった。 ネット環境は最低だったので、ここが減点対象だ。 仕事柄、ここは譲れないので。 それでもまた泊まってみたい、と思わせてくれる場所だ。