ガイスラー(Geisler)山群 ⇒ ギザギザの岩場が続く斜面を降りる

ガイスラー

ガイスラーとは

ガイスラー(Geisler)山群は、イタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州ボルツァーノ自治県にそびえる山脈だ。

そのゴジラの背中のような山容は、美しさからカレンダー写真に使われるほどだ。

2年前にドロミーティを訪れた際は、同じアングルから写真を撮ろうとマッダレーナ村まででかけた。

その時撮った写真がこれ。

教会の背後にそびえるのが、ガイスラーだ。

オルティゼーイからセチェーダへ

この日はセルヴァを朝出発し、バスでオルティゼーイへ。

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ゴンドラリフトでセチェーダを目指す。

途中でロープウェイに乗り換える。

山頂駅に到着。

山頂駅はこんなかんじだ。

大展望が広がる。

眼下に見えるのが、オルティゼーイの村。その右に広がる大平原が、これから向かうラシェッツ草原だ。

反対側にはスキー場が広がる。

スキーシーズンはこの景色を見ながら滑走できるのだ。

久しぶりにスキーをしたくなる。

まずセチェーダ山(標高2,519m)の山頂へ。

ガイスラーが一望できる。

ひときわ高いのがザス・リガイス(Saas Rigais)標高3,025mだ。

合計距離: 5147 m
最高点の標高: 2439 m
最低点の標高: 1216 m
累積標高(上り): 1229 m
累積標高(下り): -49 m
総所要時間: 00:34:23
Download file: 20180701_オルティゼーイ.gpx

斜面を降りる

今回は途中の鞍部から左側に下ることにした。

分岐点。

鎖が張られた、かなりの急斜面だ。

慎重に下っていく。

登山道はかなりザレていて、足下が崩れ落ちそうで怖い。

所々に咲いている花を見る余裕もない。

こんな急斜面だが、かなりの人数が登ってくる。

すれ違える場所で待機。

高度感もかなりのものだ。

景色も素晴らしいのだが、あまり眺める余裕がない。

ようやく緩斜面まで降りてきた。

あそこから来たのだと思うと、達成感がこみ上げる。

ここから先は、アルペンローズが咲き誇る美しい道だ。

ラシェッツに向かった。

ラシェッツ ⇒ 広大な平原を牛を見ながらゆったり散歩
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感想

前回来た時はその険しさに身震いしたのだが、いざ降りてみると意外といけるものだ。

もちろんザレ場はかなりのプレッシャーがかかったが、この登山道を通る人は多く、特に上級者レベルというわけではないようだ。

それでも景色を眺める余裕がなく降りていくのに必死なので、通って楽しいわけではない。

達成感は凄いので、一度は通りたい道だと言える。