道の駅大杉とは
道の駅大杉(みちのえきおおすぎ)は、高知県長岡郡大豊町杉(こうちけんながおかぐんおおとよちょうすぎ)にある道の駅だ。
日本一の大杉と美空ひばり遺影碑・歌碑への登り口にある道の駅です。大豊町特産品で日本で唯一の二段階発酵茶の“碁石茶”を販売。飲食コーナーでは、そば粉100%の手打ちそばである“立川そば”や“碁石茶御膳”がいただけます。その他には、大豊町特産の銀不老豆を使用した“銀不老ロールケーキ”や“銀不老大福”も販売しており、人気の商品が揃っています。
大杉とは、近くにある日本一の杉の大木にちなむ。
日本一の大杉として名高い「杉の大杉」は、神話の時代に須佐之男命(すさのおのみこと)が植えられたと伝えられる推定樹齢3000年の巨木です。
杉の大杉 | 大豊ナビから引用
駐車場
この日は自宅を車で出発し、道の駅大杉にやってきた。
日本一の大杉のすぐ下にある。
駐車場は少なめだ。
しかし坂道を上がると、日本一の大杉の近くにも駐車場がある。
まあそこまでいかなくても規模が小さな道の駅なので、普段は困ることはないだろう。
道の駅の説明看板。
美空ひばりの歌碑があるのは、ここで美空ひばりが交通事故に遭って生死をさまよったことに由来する。
9歳でデビューした美空ひばりさんは、昭和22年に地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭い九死に一生を得ました。その後、町内にある国の特別天然記念物「杉の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけました。
周囲
駐車場の奥にトイレ。
古いが、きれいに維持されていた。
観光案内看板。
入り口には、土佐れいほく博のインフォメーションセンターの看板。
店内
入り口を入ると、特産品の売り場だ。
日本唯一の完全発酵茶として人気の碁石茶も売っている。
大豊町には日本唯一の「碁石茶」という昔から伝わる不思議なお茶があります。緑茶とは味も形も異なり、甘酸っぱい香りと独特の風味、そしてタンニンが少ないことが特徴の微生物発酵茶で、ムシロに広げて干した様が碁盤に碁石を並べた形に似ているところから「碁石茶」と呼ばれています。
碁石茶 | 大豊ナビから引用
こちらは銀不老豆(ぎんぶろうまめ)を使ったお菓子。
「銀不老」とは大豊町西豊永地区で栽培されている豆の呼称で、独特の黒い外観を持ち、「不老長寿の豆」として古くから大豊町では自家栽培され、そのほとんどが地域内で消費されてきました。その名前の由来については諸説有りますが、銀不老(ぎんぶろう)の「ぎん」はこの豆が黒色で艶があるところから、また「ふろう」は「不老」で、多くの機能性成分が体に活力を与え若さを保つことにちなむと考えられています。豆の皮は軟らかく、煮付けると味がよくしみ、おにぎりや、混ぜご飯、お寿司などに混ぜて食されてきましたが、近年その良さが認められ、一部消費者から注文もあり、高知市内でのアンテナショップで少量販売をされるほか、保育園の食育の郷土食素材としても提供されています。また、銀不老ロールケーキや銀不老アイスクリームといった加工品も開発され、好評を博しています。
銀不老 | 大豊ナビから引用
レストラン
売店の奥が、レストランになっている。
朝の時間帯だったので、モーニングを頼んだ。
こちらは、トーストモーニング。
おむすびモーニング。
ちょっとボリューム不足気味だが、年齢を考えるとこんなものか。
食事を終え、高知市に向かった。
感想
国道32号線を走ると、休憩するのにちょうどいい場所にある。
日本一の大杉のすぐ下で、見物がてら立ち寄ると良いだろう。
小さな道の駅だが、碁石茶など特産品も豊富だ。