住吉大社とは
住吉大社(すみよしたいしゃ)は、大阪府大阪市住吉区住吉(おおさかふおおさかしすみよしくすみよし)にある神社だ。
摂津国一宮で二十二社(中七社)の一つ、全国約2300社余の住吉神社の総本社だ。
古くは摂津国 (せっつのくに=大阪府北西部と兵庫県南東部を占める旧国名) の中でも、由緒が深く、信仰が篤い神社として、「一之宮」という社格がつけられ、人々に親しまれてきました。昭和21年までは官幣大社であり、全国約2300社余の住吉神社の総本社でもあります。
創建は神功皇后摂政11年(西暦211年)とされる、古い神社だ。
本宮が4つあり、祭神はそれぞれ
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう)
古くから「航海安全の神」「祓の神」「農耕の神」「和歌の神」「武の神」「相撲の神」として信仰されている。
駐車場
2022年1月9日、この日は大鳥大社(おおとりたいしゃ)に参拝した。
そこから車で、住吉大社にやってきた。
最高点の標高: 13 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 5 m
累積標高(下り): -14 m
総所要時間: 00:41:20
駐車場はとても広いが、あまりにも車列が長くて30分ほど待たされた。
反橋
修験者の衣装で護摩祈祷をしている人がいた。
正月三が日の初詣参拝客数は毎年200万人を超えるという場所だけに、1月9日だというのに大変な混雑だ。
反橋(そりばし)があった。
住吉大社の象徴で、淀君が奉納したものとされている。
昔はこの橋の近くまで大阪湾の入り江が広がっており、入り江の対岸と本殿とを結ぶ橋として架けられたという。
住吉大社の象徴として名高い反橋(太鼓橋)は慶長年間に淀君が奉納したものであると云われています。昔はこの橋の近くまで大阪湾の入り江が広がっており、入り江の対岸と本殿とを結ぶ橋として架けられたとされ、反橋(太鼓橋)の下の池は入り江だった当時の名残と云われています。
なお反橋(太鼓橋)最大の特徴である「反り」は地上と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として虹にたとえた為で、反橋を渡るのは神さまに近づくのに罪や穢 (けが) れを祓 (はら) い清める意味があるとされています。ちなみに2014年NKH朝の連続ドラマ「マッサン」では住吉区もドラマの舞台として登場しており、この太鼓橋が度々映し出されていました。
住吉大社 反橋(太鼓橋) から引用
表参道
屋台の食べ物に目を奪われているおじい。
由緒書き。
案内看板でルートを確認。
まず表参道の鳥居に向かう。
真正面に南海電鉄の住吉大社駅が見える。
『遣唐使進発の地』の石碑があった。
住吉大社は「航海安全の神」とされ、命がけで船出する遣唐使はここで無事を祈願したと万葉集に詠われる。
住吉大社は、遣唐使たちが派遣の際に航海の無事を祈願した場所で、遣唐使船には住吉大神が祀られていたとされています。
万葉集に「住吉に斎く祝(はふり)が神言と行くとも来とも船は早けん」と詠まれるこの歌は、遣唐使の海上安全と無事に帰還することを約束した住吉大神のご神託です。
当時、大陸に渡るのはまさに命がけであったことがうかがえます。
1月7日に奉納されたばかりの俵屋宗達作の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」の複製陶板。
大阪市住吉区の住吉大社で12月27日、エース証券が俵屋宗達作の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」の高精度複製品を奉納し、除幕式が行われた。本屏風は源氏物語の第14帖澪標を題材に1631年に制作され、所蔵する静嘉堂文庫美術館の監修のもと、大塚オーミ陶業が原寸大の陶板で製作した。
すごいね。
あらためて鳥居をくぐり、参拝に向かう。
「航海安全の神」「祓の神」「農耕の神」「和歌の神」「武の神」「相撲の神」とされている。
参拝
いよいよ反橋を渡る。
この「反り」は地上と天上の神の国とをつなぐ掛け橋として虹にたとえたものだ。
反橋を渡るのは神さまに近づくのに罪や穢 (けが) れを祓 (はら) い清める意味があるとされる。
本殿にたどり着くまでどのくらいかかったかな?
本殿の4棟は、国宝に指定されている。
角鳥居(かくとりい)の先にある幸壽門(こうじゅもん)をくぐる。
本宮域の正面中央にある切妻造銅板葺の四脚門。組物は実肘木付の三斗、妻飾は虹梁蟇股、破風に梅鉢懸魚を吊る。門扉の上は冠木と棟木の間に虹梁を入れ、その下に蟇股、上に大瓶束を備えた独特の構成とするなど、本宮域の表構えとしての格式を備える。
住吉大社幸寿門 文化遺産オンライン から引用
「凄いね〜」しか言っていないおじい。
参拝するにも行列で、しかも4つもある(汗;)
帽子を落としたおばあ。
本殿は1810年の造営で、住吉造(すみよしづくり)という最古の独特の様式で建てられている。
ようやく第一本宮にたどり着きました。
第一本宮の祭神は、底筒男命(そこつつのおのみこと)
4つの本宮の配置は「三社の縦に進むは魚鱗の備え 一社のひらくは鶴翼の構えあり よって八陣の法をあらわす」と伝えられている。
初辰まいり
さらに先に進む。
「初辰まいり」の幟が並んでいる。
「初辰まいり」をすると商売や家庭の発達繁栄に、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されている。
初辰とは、毎月最初の辰の日のことです。 この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。 これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味からきたもので、4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事発達していることでもあります。
初辰まいり | 参拝・祈祷 | 住吉大社 から引用
種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社をそれぞれにお参りするのが慣わしとなっているそうだ。
楠珺社(なんくんしゃ)に参拝する。
祭神は、宇迦魂命(うがのみたまのみこと)
祭神:宇迦魂命(うがのみたまのみこと)
商売発達・家内安全の神様
初辰まいりの中心的な神社で「はったつさん」と親しまれ、古くより商いを営む方から篤い信仰を受けています。樹齢1000年を超えるクスノキがあり、人々は大樹の神秘的な霊力に祈りを捧げてきました。やがて、根元に設けられた祠に神様をお祀りするようになり、神木から神社へと発展したといわれています。
楠珺社(なんくん しゃ) | 住吉大社 から引用
祭神は宇迦魂命なのだが、狐ではなく猫だ。
招福猫といい、参拝する度に集めてランクアップするシステムだそうだ。
大阪の住吉大社と言えば、裃(かみしも)を着た招福猫が有名です。裃とは主に江戸時代の武士の中礼服で、庶民の礼服として用いられていました。
これは毎月初めの辰の日に種貸社(たねかししゃ)・楠珺社(なんくんしゃ)・浅澤社(あさざわしゃ)・大歳社(おおとししゃ)の4つの末社にお参りする“初辰まいり”の招福猫。毎月小猫を1体集め、自らの努力で年月をかけて小猫から大猫へ、商売繁盛、家内安全と始終発達する願掛けの一つ。
熊の手ではなく『猫の手』だ(笑)
本殿が樹齢1000年というご神木にめりこんでいる。
疲れた〜。
今回は種貸社、浅澤社、大歳社には参拝せず、先に進んだ。
境内
侍者社(おもとしゃ)は夫婦円満のご利益があるという。
祭神・田裳見宿禰 (たもみのすくね)
・市姫命 (いちひめのみこと)
末社 | 境内をめぐる | 住吉大社 から引用
撫でうさぎ。
兎は神様のお使いとされていて、体を撫でて無病息災を祈願する。
第四本宮前にあり「なでうさぎ」とも呼ばれています。
住吉大社の鎮座が辛卯年卯月卯日(卯=兎)に因み、兎は神様のお使いとされております。
兎の体を撫でて無病息災を祈願してください。
疲れました。
最高点の標高: 6 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 2 m
累積標高(下り): -2 m
総所要時間: 00:30:13
丸亀製麺
参拝を終え、車で丸亀製麺住之江にやってきた。
大阪府大阪市住之江区北加賀屋3丁目1−63
06-6685-4822
駐車場はオートバックスと共用という、珍しい形式だ。
俺は牡蠣たまあんかけうどんにした。
ツレは釜玉。
思ったより大きめの牡蠣が入っていてビックリ。
食事を終え、車で帰宅した。
最高点の標高: 69468 m
最低点の標高: -1 m
累積標高(上り): 73868 m
累積標高(下り): -73826 m
総所要時間: 04:55:17