鵜戸神宮とは
鵜戸神宮(うどじんぐう)は、宮崎県日南市宮浦(みやざきけんにちなんしみやうら)にある神社だ。
日向灘に面した断崖に本殿が鎮座する、海辺の神社だ。
祭神は、鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)
神武天皇の父親だという。
山幸彦(彦火火出見尊)が、兄(海幸彦)の釣り針を探しに海宮(龍宮)に赴かれ、海神のむすめ豊玉姫命と深い契りを結ばれた。山幸彦が海宮から帰られた後、身重になられていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」とこの鵜戸の地に参られた。霊窟に急いで産殿を造られていたが、鵜の羽で屋根を葺終わらないうちに御子(御祭神)はご誕生になった。故に、御名を「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」と申し上げる。
ご由緒 | 鵜戸神宮 から引用
「ウド」は、空(うつ)、洞(うろ)に通じる呼称で、内部が空洞になった場所を意味するそうだ。
鵜戸神宮
宮崎県日南市宮浦3232
0987-29-1001
鵜戸神宮観光駐車場
2021年11月12日、この日はサンメッセ日南を歩いた。
そこから車で、鵜戸神宮(うどじんぐう)にやってきた。
駐車場は社殿近くにもあるのだが、今回は広い鵜戸神宮観光駐車場の方に車を停めた。
前回もこのルートで歩いたことと、ピストンではなく周回ルートで歩きたかったからだ。
最高点の標高: 64 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 88 m
累積標高(下り): -95 m
総所要時間: 00:10:18
参道
11月だというのに桜が咲いていた。
トンネルを抜けていく。
2021年は丑年なので、丑の絵馬が架かっている。
鵜戸神宮は山幸彦の子を宿した豊玉姫が出産のための産屋を建てた場所とされる。
そのため、縁結び・夫婦和合・子授け・安産などのご利益があるとされる。
国指定名勝になっている。
神門をくぐる。
由緒書き。
種田山頭火の句碑。
『鵜しきりに啼いて何を知らせる』
ここに参拝するのは6年ぶりだ。
鵜戸神宮には『運玉』を投げて吉凶を占う風習がある。
神橋を渡ってから、階段を下りる。
「日本三大下り宮」のひとつとされる。
ちなみに他の2つは、群馬県の貫前(ぬきさき)神社、熊本県の草部吉見(くさかべよしみ)神社だ。
洞窟
洞窟内に本殿が鎮座している。
この洞窟は海食洞で、東西38m、南北29m、高さ8.5mある。
この景色は、国指定名勝になるだけのことはある。
内部はこんな感じ。
入ってすぐが、本殿。
そこから洞窟内をずっと歩いて行く。
神域のためか、音声が録音されていなかった(汗;)
「お乳岩」と呼ばれる岩がある。
豊玉姫が子の育児のため、両乳房をくっつけたと伝わる。
今でも水が滴っていて「お乳水」と呼ばれ、売っている「おちちあめ」はこの水を使っているそうだ。
安産祈願にご利益があるとされる。
奉納花火。
運玉
『運玉』を投げてみた。
男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ、四角の穴に入ると願いが叶うといわれている。
この岩は霊石亀石(れいせきかめいし)といい、豊玉姫が出産の為に乗って来た亀だと伝わる。
見事!
6年前にもチャレンジして成功している。
これで上々吉に間違いない。
帰路
アイスクリームを食べようとカフェにやってきた。
しかし時間がないというので泣く泣く断念。
第1駐車場まで歩いてきた。
鵜戸埼灯台(うどさきとうだい)まで歩いてきた。
このあたりは鵜戸千畳敷奇岩として宮崎県の天然記念物に指定されている。
青島(あおしま)で見た『鬼の洗濯板』と同じだ。
モエラキボールダーズみたい。
鵜戸山八丁坂まで歩いてきた。
438段あるという(汗;)
車で先に進んだ。
最高点の標高: 59 m
最低点の標高: 11 m
累積標高(上り): 110 m
累積標高(下り): -135 m
総所要時間: 00:42:39