雲辺寺とは
巨鼇山千手院雲辺寺(きょごうざんせんじゅいんうんぺんじ)は、徳島県三好市池田町白地ノロウチ(とくしまけんみよししいけだちょうはくちのろうち)にある真言宗御室派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第66番札所で、本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)
四国霊場のうち最も高い標高911メートル、四国山脈の山頂近くにある霊場で、「遍路ころがし」と呼ばれる難所とされた。現在は、麓からロープウエーで山頂駅まで登ることができる。住所は徳島県だが、霊場としては讃岐の打ち始めでいわば「関所寺」。縁起によると、弘法大師は雲辺寺に3度登っている。最初は延暦8年、大師が16歳のときで善通寺(第七十五番)の建材を求めてであったが、深遠な霊山に心うたれて堂宇を建立した。これが雲辺寺の創建とされている。2度目は大同2年(807)、大師34歳のとき、唐から請来した宝物で秘密灌頂の修法をなされたという。さらに弘仁9年(818・大師45歳)、嵯峨天皇(在位809〜23)の勅を奉じて登り、本尊を彫造して、仏舎利と毘廬遮那法印(仏法石)を山中に納めて七仏供養をし、霊場と定められた。
駐車場
この日は、ナブールでランチを食べた。
そこから車で雲辺寺に向かって進む。
ところどころ対向車線の無い道を、標高を上げていく。
遍路道と合流。
駐車場に到着。
車は5台停められる。
最高点の標高: 889 m
最低点の標高: 26 m
累積標高(上り): 1911 m
累積標高(下り): -1071 m
総所要時間: 02:10:54
参道
参道を進む。
遍路道。
500mと長い参道を進む。
境内
境内案内板。
山門はまだ新しい。
仁王像と巨大わらじ。
石段を上がると鐘楼、その前に一言観音。
マニ車。
マニ車・輪蔵を右回り(時計回り)に(ボン教の場合はマシモ車を左回りに)回転させると、回転させた数だけ内蔵された経・真言を唱えるのと同じ功徳があるとされている。[要出典]。
マニ車 – Wikipedia から引用
参拝
大師堂があったが、まず本堂に向かう
駐車場方面に戻る。
納経所の先が、本堂だ。
コンクリート製の、真新しい建物。
参拝する。
おたのみなす。
雲辺寺にはなすの腰掛けがあります。
『親の意見と茄子の花は
万に一つのあだもない』
なすの花は全て実になるということから縁起物であります。皆様の願いが叶いますように
皆様の頼みごとが成す【なす】ように
『おたのみなす』として皆様に親しまれています。
雲辺寺のおたのみなす | 雲辺寺のブログ から引用
くぐって座れば、御利益倍増だそうだ。
もちろん頼み事が多い俺たちは、くぐった(笑)
びんずるさまも、コロナウイルスのせいでノータッチで。
参道を戻る。
大師堂まで戻ってきた。
参拝する。
厄除け不動にも参拝。
参拝を終え、境内巡りに向かった。
感想
遍路転がし、88箇所の最高峰ということで何度も参拝している場所だが、何度来ても心洗われるようだ。
参道の立木から漂う空気感は、ぜひゆっくり味わって欲しい。
建物は新しいが、歴史は古い。
いわれのある見どころも豊富なので、時間を取って参拝して欲しい寺だ。
最高点の標高: 927 m
最低点の標高: 884 m
累積標高(上り): 144 m
累積標高(下り): -144 m
総所要時間: 01:09:56