天皇寺とは
金華山高照院天皇寺(きんかざんこうしょういんてんのうじ)は、香川県坂出市西庄町天皇(かがわけんさかいでしにしのしょうちょうてんのう)にある真言宗御室派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第79番札所で、本尊は十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
天平年間に四国巡錫の為に当地を訪れた行基は、鉱石が多く産出されるこの山が、カナヤマビメとカナヤマヒコの御座す山であるとし、金山と名付ける。そしてこの金山中腹に薬師如来を御本尊とした金山摩尼珠院を建立し、この地が神仏習合の地であることを現した。後の弘仁年間に空海が訪れ、朽ち果てた金山摩尼珠院を現在の79番札所の場に移動させ、金華山妙成就寺摩尼珠院として中興する。空海を中興の思いへと向かわせたのは、御神体金山を鎮護する金山権現との出会い、そして金山中腹より湧き出る御神水との感応にあった。ありとあらゆるすべての蘇生が可能であると確信を得た空海は、この耶蘇の地にて十一面観音菩薩・阿弥陀如来・愛染明王を刻み堂宇に安置する。
後の保元の乱により讃岐へと配流された崇徳天皇と空海御手彫阿弥陀如来の出会いは、空海中興金華山妙成就寺摩尼珠院を崇徳天皇永代別等職へと至らせることとなる。
崇徳天皇御崩御の後、寺院境内に崇徳天皇社が造営され、後嵯峨天皇による永代別等職の詔を賜り、崇徳天皇供養の寺、崇徳天皇寺と呼ばれるようになった。
明治時代の廃仏毀釈による廃寺という現象は、筆頭末寺であった奇香山仏乗寺高照院院主らの尽力による、今日の金華山天皇寺高照院を生み出すこととなった。
駐車場
2020年11月12日、この日は自宅を車で出発し、天皇寺にやってきた。
駐車場はとても広い。
白峰宮
駐車場からいったん道路に出て、鳥居をくぐる。
明治維新以前は崇徳天皇社(すとくてんのうしゃ)だった白峰宮(しろみねぐう)の鳥居だ。
崇徳上皇を祀る神社、別名は明ノ宮(あかりのみや)。上皇が崩御した後、遺体を八十八場の清水に浸しておいたところ神光が輝いたこと から、二条天皇の宣旨を受け造営されたと伝えられます。同敷地内に天皇寺高照院があります。
白峰宮 | 坂出市観光協会 から引用
ここには以前も参拝しているはずなのだが、まるで記憶が無い(汗;)
神馬。
拝殿。
ご神木は樹齢約500年の楠。
摂社の天満宮。
参拝
本堂にやってきた。
大師堂。
最高点の標高: 23 m
最低点の標高: 18 m
累積標高(上り): 8 m
累積標高(下り): -8 m
総所要時間: 00:12:21
こめや
参拝を終え、車でこめやの駐車場にやってきた。
まるで遊園地のような外観が、こめやだ。
高木米穀店が正式名称だが、とてもお米屋さんには見えない。
そこに隣接して、レストランのこめやがある。
なんとチキンカツセットが290円という激安店舗だ。
店内にはなぜか兵馬俑(へいばよう)
メニューはこんな感じ。
トイレは温水便座。
古民家だが、安心できる。
ツレは290円のチキンカツセット。
俺は煮魚定食にした。
米屋なのでごはんがおいしい、かまど炊きらしい。
食事を終え、先に進んだ。
最高点の標高: 18 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 75 m
累積標高(下り): -77 m
総所要時間: 01:27:26