最御崎寺とは
室戸山明星院最御崎寺(ほつみさきじ)は、高知県室戸市にある真言宗豊山派の寺だ。
第24番札所で、本尊は虚空蔵菩薩。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第24番札所 室戸山 明星院 最御崎寺
大同2年、唐から帰朝した翌年に大師は、勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねている。虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して本堂を建立、創した。嵯峨天皇をはじめ歴代天皇の尊信が厚く、また、足利幕府の時代には土佐の安国寺となり、戦国・江戸時代には武将、藩主などの寄進により、寺運は隆盛した。
当時は、真言密教の道場とされ女人禁制の寺であった。往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、明治5年に解禁されている。室戸岬では東西に対峙している二十六番・金剛頂寺が「西寺」と呼ばれ、最御崎寺は「東寺」とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。南国情緒を味わう室戸阿南国定公園の中心にあり、大師が悟りの起源の地でもある。
駐車場へ
この日はまず金剛頂寺に参拝した。
車で、最御崎寺を目指す。
室戸スカイラインで片側通行規制があったが、おおむね順調に駐車場に到着。
スカイラインの途中にある。
大師像が出迎えてくれる。
室戸岬灯台
まずは坂道を上っていく。
結構長い。
山門に到着。
しかし今回は、まず室戸岬灯台に向かった。
灯台は、坂道を下ったところだ。
目の前に灯台が現れる。
この灯台は、日本一のレンズだそうだ。
室戸岬灯台 | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」
室戸岬のシンボルは、青い空と海のはざまに立つ白亜の灯台。明治32年以来、航海者たちの安全を照らす水先案内人として活躍しています。室戸岬の先端、標高151mにあり、レンズの大きさは直径2m60cmと日本最大級。
お約束の恋人の聖地。
鍵が少ないのは、ちょっと残念だ。
ここからは太平洋が美しい。
参拝
灯台をあとにし、山門に戻る。
かなり古い建物だ。
鐘楼も風格がある。
正面が本堂だ。
本堂から振り返ると、こんな感じだ。
境内中央にある鐘石。
叩いてみると、本当に金属音がするのが不思議だ。
駐車場に向かう。
アジサイが咲いていた。
きれいだな、と参道を歩いていく。
お堂が続く。
その先が宿坊だ。
宿坊を左折し、石段を下りる。
と、マムシに遭遇。
高知ではよく出てくるので、注意しよう。
このあと駐車場に戻り、津照寺に向かった。
感想
室戸岬灯台とセットで訪れることが多い。
もう何回目だろうか。
何度来ても、心洗われるような気持ちのいい寺だ。
参拝だけでなく、観光スポットとしても一級品だ。
最高点の標高: 165 m
最低点の標高: 151 m
累積標高(上り): 16 m
累積標高(下り): -16 m
総所要時間: 00:12:26