鶴林寺とは
霊鷲山(りゅうじゅざん)宝珠院(ほうじゅいん)鶴林寺(かくりんじ)は、徳島県勝浦郡(かつうらぐん)勝浦町(かつうらちょう)の寺だ。
第20番札所で、本尊は地蔵菩薩だ。
地元の人から「お鶴さん」と親しまれている。
標高516mの山頂にあるため遍路の道が険しく、「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われる「遍路転がし」の寺でもある。
しかしそれだけの山深い場所だけに、荘厳な雰囲気に満ちている。
駐車場
この日は、まず太龍寺に参拝した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/shrines-and-temples/temples/88kasho/9708/
車で鶴林寺を目指す。
山道を登っていくと、広い駐車場がある。
ここから徒歩で鶴林寺を目指す。
参道
山門が見えてきた。
ふかふかの苔が覆い尽くす。
水子地蔵の像。
本堂はこの上だ。
本堂
慶長9年の建立だそうだ。
脇には鶴の銅像。
両脇を固めている。
弘法大師が修行中に見た、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた雌雄2羽の白鶴だ。
鶴林寺の名前の由来でもある。
参拝
境内はかなり紅葉していた。
参拝して回る。
大師堂にやってきた。
鶴の紋章が印象的だ。
紅葉のバックには三重塔。
この時期には珍しいバラが咲いていた。
参拝後、車で宿泊する月の宿に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/onsen/9823/
感想
ここもいつも車で来るので、遍路転がしの厳しさは体験していない。
それでも清々しい空気をいつも感じる。
下から歩いて登ってくれば、なおいっそうそのありがたみを実感することだろう。
厳しい道ではあるが、一度は歩いてみたいものだ。
最高点の標高: 506 m
最低点の標高: 469 m
累積標高(上り): 42 m
累積標高(下り): -36 m
総所要時間: 00:23:17