井戸寺とは
瑠璃山(るりざん)真福院(しんぷくいん)井戸寺(いどじ)は、徳島県徳島市国府町井戸にある第17番札所だ。
本尊は七仏薬師如来。
寺の名の由来は、弘法大師による。
本尊の七仏薬師如来は、薬師如来が、衆生(しゅじょう)を救うために姿を変えて現れるという七つの姿のことだ。
京都とその近郊の寺に点在する例がある(観慶寺・護国寺・法雲寺・延暦寺・珍重寺・平等寺・広隆寺)が、一ヶ所に鎮座するのはここ井戸寺が日本唯一だそうだ。
駐車場
この日は、恩山寺から井戸寺にやってきた。
駐車場に車を停める。
広い無料駐車場だ。
駐車場から、すぐ境内に入っていける。
本堂
駐車場は寺の裏手にあたるので、入ってすぐ本堂となる。
由来書き。
真新しい。
扁額。
大師堂から日限大師
参拝を終え、大師堂へ。
さらに日限大師(ひかぎりだいし)に参拝。
ここには「おもかげの井戸」がある。
井戸寺の名前の由来となった弘法大師が一夜のうちに掘った井戸だ。
もちろん俺の姿も映ったので、一安心だ(笑)
日限大師像は、弘法大師がおもかげの井戸に映った自分の姿を彫ったものだとされている。
山門
さらに進んで、山門までやってきた。
とても大きく、徳島10代藩主の蜂須賀重喜が大谷別邸より移築したものだそうだ。
この後、近くの八幡神社にも参拝した。
感想
井戸の水に姿が映らなかったら不幸になる、なんて怖い言い伝えがあるので覗かなかったらいいのに。
そう思っていても、やっぱり覗いてしまうのは、人間の性なのか(笑)
弘法大師の深い洞察力の罠に、毎回はまってしまうのであった。
最高点の標高: 10 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 32 m
累積標高(下り): -35 m
総所要時間: 01:05:06