三段壁とは
三段壁(さんだんへき)は、和歌山県西牟婁郡白浜町(わかやまけんにしむろぐんしらはまちょう)にある景勝地だ。
その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所「見壇」に由来するといわれるこの大岩壁は、南北約2kmにわたって展開され、岩肌に打ち寄せる黒潮が激しくぶつかり合うダイナミックな光景には、自然の迫力を感じずにいられません。
2016年4月、恋人の聖地「南紀白浜/三段壁」として選定され、これを機会に三段壁展望台近辺にはハートのモニュメントを設置したり、郵便ポストをピンク色に変えたりと恋人の聖地にぴったりなイメージとなっています。ハートのモニュメントに関しては二人の愛を誓う南京錠をつけることができます。また2016年10月には、クリフダイビング世界大会が開催されました。
三段壁|スポット|南紀白浜観光協会 から引用
2016年に恋人の聖地に指定されている。
三段壁は吉野熊野国立公園内にあり、高さ50〜60mに及ぶ柱状節理の大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られる。
遊歩道
2022年1月8日、この日は三段壁洞窟を観光してきた。
エレベーターを降り、三段壁に歩いて行く。
三段壁の説明看板。
三段壁
三段壁の上に到着。
どこぞの岩壁みたいですね。
今まで似たようなところにたくさん行ったからね。
三段壁洞窟から見えた巨岩があった。
上から見ると、よく分からないね。
ここから三段壁洞窟が見える。
三段壁の先端まで歩いてきた。
振り返ると、こんな感じ。
口紅の碑
口紅の碑という看板があったので、行ってみた。
碑という物ではなく、岩に文字が刻まれていた。
1950年に定一と貞子という腹違いの兄妹が恋仲になり、ゆるされぬ恋と病苦からここで心中したという。
口紅で大きな岩の斜面に書きつけたものを消え去るを惜しんで、そのまま岩に刻んだと伝わる。
義兄妹口紅心中
「白浜の海は、今日も荒れている」で有名を口紅心中があった。
男は堺市風南町五 大西定一(二二)、女は同所 須藤貞子(一八)二人は先妻の子(定一)、現在の妻のつれ子(貞子)で胸を病み、恋と厭世感から白浜に来た定一が、妹の貞子を白浜へよんで二人で心中した。
兄妹のゆるされぬ結婚と病苦から、口紅の碑は友人が掘ったもの。
口紅の句碑 から引用
文殊堂に参拝する。
白石橋
さらに駐車場の先に続く道を進んでみた。
斜張橋まで歩いてきた。
白石橋といい、梶原谷川に架かる橋のようだ。
橋からの景色は、こんな感じ。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 43 m
最低点の標高: 8 m
累積標高(上り): 83 m
累積標高(下り): -81 m
総所要時間: 00:49:22