十和田湖とは
十和田湖(とわだこ)は、、青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる湖だ。
火山によってできたカルデラ湖で、大きなカルデラの中に小さなカルデラができた二重カルデラになっているため、カタカナの「ヨ」のような形が特徴的な湖だ。
大きな湖のイメージがあったのだが、面積では日本で12番目ということだ。
蔵王温泉から車で移動
この日は宿泊していた蔵王温泉善七乃湯で朝食を済ませ、高速道路で十和田湖を目指した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/onsen/7659/
というのも、天気予報が雨だったため登山を断念して観光する事にしたためだ。
雨の中を登山するのは嫌だからね。
途中、セブンイレブンでランチ。
実は秋田県に入ったのは、この時が初めてだ。
これで立ち寄っていない都道府県は富山県だけとなる。
たかがこれだけのことだが、なんだか感激。
初荷峠展望台
13:09初荷峠展望台(はっかとうげてんぼうだい)に到着。
雨を覚悟していたのだが、幸い降っておらず、十和田湖を一望できた。
十和田湖観光には、ここは見逃せないスポットだ。
パノラマでも撮ってみた。
駐車場
初荷峠をあとにし、十和田湖に向かう。
すぐに駐車場に到着だ。
車を停め、湖を散策する事にした。
十和田湖に来たのも初めてなので、とりあえず看板に従って乙女の像に向かう。
なぜか梅宮辰夫の像が・・・
気になりつつも先へ進む。
十和田神社
やがて十和田神社(とわだじんじゃ)の鳥居に到着。
いい感じの参道が続いている。
参道の杉の木もなかなかの太さだ。
神社に到着。
参拝する。
祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)だ。
なかなか立派な社殿だ。
摂社にも参拝する。
占場。
十和田神社
十和田神社で忘れてはならないのが「占場」。
十和田神社から山中へ150m程入った頂きの平場から、鉄のはしごをつたって降りたところが占場であり、南祖坊入水の場とも伝えられています。吉凶を占う場として信仰を集めており、お金やお米を白紙にひねったものや、宮司が神前に供えて祈念をこらした「おより紙」を湖に投げ入れると、願いが叶うときには水底に引き込まれるように沈み、叶わないときんは重いものでも浮いたまま波にさらわれ沖へ流されるといわれています。
現在、頂きから占場へ下る梯子は通行禁止となっており、乙女の像の前に広がる御前ヶ浜に投げ入れるか、十和田湖遊覧船で十和田神社占場経由便に乗るのがおすすめ。
なお、吉凶を占う場所については自宅のお風呂や洗面台でも良いとのことです。
乙女の像
神社をあとにし、湖の方向に進む。
ひときわ人だかりがあるのが、乙女の像のようだ。
確かに絵になる風景だ。
詩人の高村光太郎の作だ。
乙女の像
「湖水に写った自分の像を見ているうちに、同じものが向かい合い、見合うなかで深まっていくものがあることを感じた。それで同じものをわざと向かい合わせた」
「二体の背の線を伸ばした三角形が″無限″を表す」
「彫刻は空間を見る。二体の間にできるスキ間に面白味がある」
と、モチーフを語っています。春夫も「十和田湖の自然を雄大で静かで、内面的な風景と見て、そうした自然の味わい方を表現したもの」と解釈していました。
制作中、像の頻は白布で覆われ、だれにも見せることはありませんでした。完成後、「あれは智恵子夫人の顔」といわれるようになったが、それを確かめた横山に対し「智恵子だという人があってもいいし、そうでないという人があってもいい。見る人が決めればいい」と光太郎は答えています。
湖畔を散策
乙女の像から駐車場に向かって湖沿いの道を歩く。
途中にいくつかの社が散在する。
火の神。
気持ちのいい道だ。
ボート乗り場まで帰ってきた。
ここから駐車場まですぐだ。
この後、奥入瀬渓流散策に向かった。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/japan/7738/
感想
始めて十和田湖に来たが、思っていた以上に美しい湖だった。
外国人観光客がひしめいていて完全に俗化されているが、それでも十和田神社は荘厳さを保っていた。
雨にも降られず、来てよかった。
最高点の標高: 416 m
最低点の標高: 394 m
累積標高(上り): 34 m
累積標高(下り): -34 m
総所要時間: 00:28:03