鬼北町 歴史民俗資料館とは
鬼北町 歴史民俗資料館は愛媛県北宇和郡鬼北町(えひめけんきたうわぐんきほくちょう)にある博物館だ。
鬼北町日吉地区の特産品を始め、町の祭りや伝統工芸などの民俗を紹介している。1階は、鬼北町の様子が一目で分かるガイダンス空間となっており、2階は、昔の日吉地区の人々の生活を学べる歴史と民俗エリアとなっている。さらに、日吉地区の偉人を紹介するコーナーや、実際に使用した古民具や道具を展示しているので、日吉地区だけでなく昔の人の生活や産業の様子を楽しく学ぶことができる。
鬼北町 歴史民俗資料館
〒798-1502 愛媛県北宇和郡鬼北町下鍵山425
0895-44-2666
日本唯一”鬼”の地名を持つ町「鬼北町」を訪ねる【旅行VLOG、レビュー】圧巻!鬼の造形大賞作品!大野作太郎地質館と武左衛門一揆記念館も!江戸時代には農民一揆!明治時代には四国初のメーデーが!
駐車場
2025年7月31日、この日は高知県高岡郡梼原町(こうちけんたかおかぐんゆすはらちょう)にある雲の上の図書館に行った。

そこから車で梼原町内を走る。
町内には建築家の隈研吾氏が設計した建物がいくつかある。
電柱も地中化されきれいな街並みになっている。
国道197号線に入る。
宇和島(うわじま)方面に走る。
以前は難所だったが今はきれいな走りやすい道になった。
日吉大橋の手前を右折。
ここが日吉(ひよし)の中心街。
歴史民俗資料館の入口が分からない。
戻って坂道を上がっていく。
この道がビックリするほど狭い。
運転に自信の無い人はさっきの道に入り口があるのでそちらを来るべきだ。
鬼北町文化の丘・明星ヶ丘(みょうじょうがおか)というエリア。
歴史民俗資料館の他に武左衛門一揆記念館などがある。
歴史民俗資料館
まず歴史民俗資料館に入ってみる。
入館料は200円。
撮影OKだ。
鬼北町(きほくちょう)は日本で唯一「鬼」という字が入る地名だ。
そのため「鬼」をモチーフにして街おこしをしている。
一階では「鬼の造形大賞作品」の展示をしていた。
これはなかなか凄いんじゃない?
鬼北町では 2015年より毎年「鬼の造形大賞」を開催し、全国各地より「鬼」をテーマにした造形の募集している。
今回で10回目。
映画に出てきそうな。
プロの作品のようだ。
応募作品は鬼北町へ譲渡され返却されない。
一切の著作権、意匠権等すべての権利も鬼北町に譲渡される。
賞金総額は50万円を超える。
「第11回鬼の造形大賞」を開催いたします!
鬼北町では、2015年より毎年「鬼の造形大賞」を開催し、全国各地より「鬼」をテーマにした造形の募集を実施しており、現在までにも年齢・性別を問わず多数の応募をいただきました。また、協賛団体からの支援も得られ、最優秀賞のほか特別賞もできたことで賞金総額は50万円を超えております。
萩ノ森城のジオラマがあった。
室町時代に築城された。
天正13年(1585年)小早川隆景の進攻をうけて開城、その後廃城となった。
2階にやってきた。
民族資料室になっている。
新之丞という人が藩政時代初期に現在のいの町成山に移り住み、安芸家友に製紙技術を伝えた。
それを基に長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の妹、養甫(ようほ)が土佐七色紙をつくった。

新之丞が伊予に帰ろうとすると土佐七色紙の製法が漏れることを恐れ殺害されてしまった。
1596年に病に苦しむ新之丞を養甫尼が助けたことに始まる。
安芸家友は長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の妹養甫(ようほ)の甥。
長宗我部元親の死後隠居していた。
仇の地から来たんだね。
資料館でたくさん冊子をもらった。
武左衛門一揆記念館
武左衛門(ぶざえもん)一揆記念館に向かう。
寛政5年に起こした百姓一揆の中心人物で、農民を救った武左衛門(ぶざえもん)の偉業を語り継ぐ資料館。武左衛門が一揆を起こした経緯から、一揆を大成功に治め刑に処されるまでを、群像やモニターなどを使って分かりやすく展示している。敷地内には、武左衛門と同志の慰霊のための堂が建立されたり、地元中学生によるちぎり絵が飾られるなど、郷土の英雄として現代に語り継がれている。
武左衛門一揆記念館の入館料は歴史民俗資料館と共通。
入って右側が大野作太郎地質館。
左側が武左衛門一揆記念館。
武左衛門一揆(ぶざえもんいっき)は寛政5年(1793年)に発生した百姓一揆。
思いのほか広い。
大野作太郎地質館はこんな感じ。
「アナシビリテスオオノイ」という世界的に有名なアンモナイトの化石などを展示している。
日吉地区ではお盆に「武左衛門ふる里まつり」を毎年開催しているそうだ。
明星草庵
この上に井谷家(いたにけ)住宅がある。
あそこでしょ。
修復中のようだ。
初代村長の井谷正命氏が1893年頃に建築した。
井谷家住宅には入れなかった。
茅葺き屋根の明星草庵(みょうじょうそうあん)に入ってみる。
水琴窟があるよ。
明星草庵は中に入ることができる。
大正時代の茅葺き屋根の民家を移築復元したもの。
明星ヶ丘の施設内にあり、大正時代の茅葺き屋根の民家を復元。土間には実際に使用された民具が展示され、広々とした座敷で腰を下ろせば自然の中で暮らす風情を感じられる。また、縁側では日吉地区の山並みを見渡しながら、庭に据えられた水琴窟の音色を楽しむことができる。初めて訪れても懐かしさを感じるのは、我々の遺伝子に刻まれた風景が反応しているからかもしれない。
おじいの実家と同じような感じだ。
水琴窟は音がしていた。
日本一の茅葺き屋根に行ったことがある。

それよりは小さいがかなりの規模の家だ。
登録有形文化財になっている。
大日吉神社
大日吉神社に向かう。
土俵がある。
拝殿まで上がってきた。
祭神は大山祗命(おほやまつみのみこと)
社殿は改築したばかりのようだ。
大山積神社、神明神社、恵美須神社を合祀した。
熊の心配はないがスズメバチの心配がある。
地蔵堂。
井谷正命氏の息子の正吉氏は「明星ヶ丘我等の村」をつくり四国初のメーデーを行った。
そして武左衛門一揆の碑を建立した。
鬼北町指定有形文化財になっている。
思いのほか充実しました。
車で先に進んだ。