モエラキボールダーズとは
モエラキボールダーズは、Moeraki Boulders Road, Hampden ニュージーランドにある海岸だ。
モエラキにあるボール状の岩、という意味らしい。
その名の通り、直径1m以上ある丸い岩が砂浜に転がっている。
オアマルの南40kmの場所にあるモエラキには、不思議で巨大な丸石が海岸のいたるところに転がってい、砂岩の崖から今にも出てきそうな状態のものもあります。丸石ひとつの重さは数トン、大きいものでは高さ2mにもなります。 マオリの伝説によれば、これらの巨石は、1000年ほど前にニュージーランド沿岸で座礁した大カヌー船アライテウル号から岸に打ち寄せられたヒョウタンだと言われています。 科学者は、これらの丸石は約6500万年前に形成された亀甲石凝固であると説明しています。真珠ができる過程に似て、核となる荷電した微粒子の周囲に水晶化したカルシウムと炭素物質が徐々に集積し、約400万年の歳月を経てこの丸石が形成されました。 これら丸石を含む軟らかい泥石地層は約1500万年前に海底から隆起し、その後、風や雨、海の浸食作用によって泥石が洗い流され、浸食されない丸石だけが後に残されたのです。 すぐ近くの森の中を数分歩けば、丸石の見学に最適な展望台へ到着します。運がよければ、波間に遊ぶヘクターズ・ドルフィン(セッパリイルカ)の姿を見ることができるかもしれません。
駐車場
この日はオアマルの町を散歩した。
https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/world/17667/
そのあと、車でモエラキ海岸にやってきた。
駐車場は無料だ。
ここから海岸に向かうが、途中でツレが先にランチにすると言い出した。
駐車場に戻る。
車に戻って、レストランに向かう。
レストランの駐車場に到着。
とても広いので、困ることはないだろう。
レストラン
このレストランは、モエラキボールダーズをイメージして丸い屋根だ。
店頭のメニューを確認する。
カフェテリア形式なので、安心して注文できる。
窓際の席に座る。
チャイとサンドイッチ、アメリカンコーヒーを頼んだ。
しかしこのチャイが、めっぽう甘い。
アメリカンコーヒーを追加で頼む。
甘すぎると言っていた割に、ケーキも追加(笑)
海岸
レストランから、階段を下りていく。
この階段で、2ドル寄付するようになっている。
階段を下り、さらに坂道を下る。
標高差は20mほどありそうだ。
ようやく砂浜まで出たが、帰りの登りが大変そうだ。
丸い岩
少し歩くと、お目当ての岩があった。
まるで人工的に削ったかのような、丸い岩だ。
この日は満潮だったのか、ほとんどの岩が波に洗われている。
記念撮影も、油断すると足を濡らしてしまいそうだ。
こんな大きなものが、結晶でできたとは驚く。
これだけ成長するのに400万年もかかるそうだ。
思った以上に、観光客が多い。
元来た道を戻る。
岬
せっかく来たので、海岸から見えていた岬の方に行ってみることにした。
車道の終点から、遊歩道が延びている。
ここはペンギンが上陸してくるので、犬を連れてはいることは禁止されていた。
終点には、ベンチが設置してある。
南太平洋をバックに、記念撮影。
車に戻り、次の目的地に向かった。
最高点の標高: 355 m
最低点の標高: -6 m
累積標高(上り): 1146 m
累積標高(下り): -1010 m
総所要時間: 02:07:44
感想
ただ海岸の岩が、丸いだけ。
それだけなのに、圧倒的な存在感がある。
まさに神秘の岩。
マオリ族がヒョウタンになぞらえたのも納得の、奇妙な存在だ。
地球の神秘を、改めて実感した。
最高点の標高: 22 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 58 m
累積標高(下り): -42 m
総所要時間: 00:58:06