筒上山 ⇒ 信仰の山の鎖場を行く

筒上山

筒上山とは

筒上山(つつじょうざん)は高知県吾川郡いの町本川村にそびえる標高1,860mの山だ。 古くから霊山として知られている。   住んでいる地域の里山からもその存在感ある山容を見ることができる。 いつか登ろうと思いつつ、今回が初登山ということになった。

土小屋から登山スタート

この日は土小屋から登るコースを選んだ。 8:19石鎚神社に参拝。 登山の無事を祈願する。 この日は紅葉シーズンも過ぎていたこともあり、駐車場に車は少なめだ。 肌寒かったこともあり、比較的重装備で臨んだ。 まずは登山口から岩黒山を目指す。 途中の分岐で岩黒山山頂への道から外れ、丸滝小屋方面へ。 登山道は落ち葉で埋め尽くされている。 振り返ると石鎚山がきれいだ。 一ヶ月ほど前の紅葉シーズンに登ったことを思い出す。
石鎚山とは 石鎚山は四国にある日本百名山で、西日本最高峰である。 今回は紅葉を見にいくことにした。 今年初めてということで、久しぶりの石...
9:09丸滝小屋に到着。 ここは修験場だ。

修験の道をたどる

ここから少し下る。 この道は初めてだ。 前日の暴風雨で倒木も多い。 少し緊張しながら進む。 この日は天気がよく、遠くまで景色を楽しめた。 しかし登山道はかなり険しい。 橋やはしご、階段が連続する。 これらがなかったら、とても登山できそうもない。 突然、巨大な石垣が現れた。 手箱越と呼ばれる場所だ。 この標高(1,720m)にこれだけの岩を積み上げたのに驚く。 この上は大峰宗覚心寺派の道場だ。 石垣の上は広場になっている。 ここからの眺めは素晴らしい。 瓶ヶ森から続く稜線が一望だ。 しばし絶景を楽しみながら休憩する。

手箱山を目指す

道場から続くのが、筒上山への登山道だ。 しかし、まずは手箱山を目指した。 この山には昔は氷室があったそうだ。 ここに冬の間に降った雪を詰め、夏に掘り起こして藩主に献上したそうだ。 現在では県知事に献上するイベントで知られている。 ところが、この道が分かりにくい。 赤いテープの先は、やぶだ。 散々歩き回って、ようやくルートを見つけた。 なんてことはなく、トイレの脇を行けばよかったのだ(汗;) この日は寒く、霜柱も。 さすが氷室ができる山だ。 こちらも足場の悪い場所がある。 アップダウンして進む。 突然視界が開けた。 遠く太平洋まで眺められる絶景だ。
手箱山
谷が切れ落ちている。 この先が意外と長かった。 11:18手箱山の山頂に到着。 まずは参拝。 ランチにする。 この日はコンビニおにぎりにカップ麺。 最近はデザートに大福が定番だ。

いよいよ筒上山を目指す

食事を終え、元来た道を戻る。 筒上山がきれいに見えている。 手箱越まで戻ってきた。 道場の脇の登山道を進む。 いよいよここからが核心部だ。 鎖を使って岩場を登る。 かなりの斜度で、緊張を強いられる。 鎖場をクリアし、稜線に出た。 13:15筒上山の山頂に到着。 通ってきた岩黒山から石鎚山が一望だ。 この場所より南側のピークの方が高く見えるが、気のせいだろうか。 山頂で参拝。

長い下山ルート

あまり時間がなく、すぐに下山開始。 岩場を通る。 その後も急斜面が続く。 ようやく登りのルートに合流。 ここからは、元の道を戻る。 丸滝小屋まで戻ってきた。 せっかくなので、鳥居を抜けて社まで行ってみた。 ここは目もくらむ断崖絶壁の上だ。 15:48下山。 土小屋はもう夕暮れだ。 車で自宅に向かう。 長沢ルートで戻る途中の、白髪神社に立ち寄る。 筒上山は紅葉は終わっていたが、このあたりは紅葉の盛りだ。 ここの川は吉野川の源流だ。 仁淀川並に水がきれいだ。

感想

あこがれの筒上山に登れて幸せだ。 岩場が厳しいと聞いていたので心配していたが、無事クリアできた。 手箱山からの眺めも美しく、ぜひ両方の山をセットで登りたい場所だ。
合計距離: 12056 m
最高点の標高: 1854 m
最低点の標高: 1491 m
累積標高(上り): 1049 m
累積標高(下り): -1050 m
総所要時間: 07:40:02
Download file: 石鎚山_201711060817.gpx