竹姫神社とは
竹姫神社(たけひめじんじゃ)は、高知県吾川郡いの町天神(あがわぐんいのちょうてんじん)に鎮座する神社だ。
竹姫神社がある山は、昔は音竹城(おとたけじょう)があった。
この城はこの一帯を支配するために、仁淀川を挟んだ玄蕃城(げんばじょう)と並んで大変重要だったとされる。
竹姫とは、この音竹城の城主の娘だ。
音竹城で亡くなった。
この竹姫神社は、この姫を祀っている。
この山の上に昔音竹城があって、城主(音竹千代丸)の
娘竹姫は城が焼け落ちた時、逃げ遅れ亡くなった。
未だ7才であったとのことです。
高速道路を抜ける
この日は、先に天王神社(てんのうじんじゃ)に参拝した。
天王神社から車を停めている場所まで戻ってきた。
竹姫神社は、天王神社と高速道路を隔てた向かい側に鎮座する。
ここに見えている高速道路の下のトンネルを抜けていく。
トンネルの向こうは、コンクリート製の階段だ。
その先に、竹姫神社が鎮座する。
振り返ると、高速道路のすぐ脇だ。
参拝
木製の鳥居。
小さな手水舎も。
社も小さい。
それでもきれいに清掃され、花も飾られていた。
感想
音竹城はかつて重要拠点だったものの、現在では荒れ果てている。
まさに「強者どもが夢の後」ということか。
そんなか命を落とした竹姫は、いまでも篤く弔われていた。
深い信仰を感じる場所だ。