霧ヶ峰とは
霧ヶ峰(きりがみね)は、長野県茅野市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町、小県郡長和町にまたがる火山だ。最高峰は車山(くるまやま、標高1,925m)。
霧ヶ峰外周満喫コース
特徴 山頂からはなだらかな丘をハイキングしている感覚です。霧ヶ峰までは富士山や北アルプスなどの眺望抜群です。
東京から近くアクセスもよい。スキー場がある上に近くには白樺湖などの観光地も点在し、季節を問わず多くの観光客が訪れている。
かく言う俺も学生時代からここのスキー場に通った口だ。昨年に蓼科山に登った時、山頂から車山を見下ろし、懐かしく思った。
久しぶりに車山に登ることでワクワクしながら、車を走らせた。
車山肩から登山開始
車山山頂へはスキー場リフトが通じており、これを利用するのが一般的だ。もちろんスキーシーズンならそうするのだろうが、せっかくなので湿原を周遊したりしながらリフトを使わずに山頂に向かうことにした。
登山口にしたのは、車山肩という場所だ。
ここにはレストランや山小屋があり、駐車場が整備されている。
8:40駐車場に到着。既に何台か車が駐車していた。
さっそくレストランの横を抜けて登山道に入る。トイレが整備されていた。この日は腫れていたが、山頂方面は霧がかかっていた。
まずは山頂ではなく湿原を目指す。沢渡の方へ向かうことにした。
湿原を眺めながらの気持ちいい散策
このコースは高低差もほとんど無く、気持ちのいい散策路だ。
御射山遺跡に来た。
御射山遺跡(みさやまいせき)とは – コトバンク
高原の中央にある御射山(みさやま)遺跡は,中世に諏訪大社下社の御射山祭が行われたところで,周辺の階段状の地形は桟敷であったとされる。
木道に出た
ゲートを抜けると八島ヶ原湿原だ。
非常に広い。
八島湿原
1年に約1㎜ずつ成長している八島ヶ原湿原の年齢は12,000歳。国の天然記念物(文化財)に指定されています。 八島ヶ原湿原周辺は貴重な動植物の宝庫です。繊細な姿をみせる湿原植物や可憐な花をつける亜高山植物、そして過酷な環境の中で生命を育む動物たち。 今も変化し続ける高層湿原の姿を遊歩道をたどりながら眺めることができます。
大小の池塘が広がる。
自然の営みが見られる。
途中で小雨に見舞われて、レインウエアを着込むことになった。
トイレも設置されいて安心だ。
山頂に向かう
湿原から登り返し、車山の山頂を目指すことにした。
夫婦岩に到着。
すっかり晴れてきた。
山頂のレーダーが見えた。あと少しだ。
出発した車山肩の山小屋も見えた。
車山乗越に到着。
あと少しだ。
と思ったら、スキーリフト下の急斜面に大苦戦(汗;)
白樺湖の絶景を楽しむ余裕もなかった。
リフト降り場を通過。
山頂は目前だ。
12:25車山山頂に到着。
素晴らしい眺めだ。
風が強い。
風を避けながら、コンビニおにぎりでランチ。
急いで下山
この日はこのあと美ヶ原にも行く予定だ。
このため先を急いで、下山することにした。
山頂から車山肩まではすぐだ。駐車場が見えてきた。
13:35駐車場に到着。
バスも停車していて、駐車場は少し混み合っていた。
感想
スキーでは何度も来たことのある車山だが、歩いたのは初めてだった。湿原の周遊など楽しみ方が色々あることを再認識した。
次回は久しぶりにスキーもしたいものだ。
最高点の標高: 1942 m
最低点の標高: 1631 m
累積標高(上り): 501 m
累積標高(下り): -496 m
総所要時間: 04:51:25