美ヶ原とは
美ヶ原は長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる高原で、日本百名山に選ばれている。
最高峰は王ケ頭(標高2,034m)だ。
美ヶ原 – うつくしがはら・おうがとう:標高2,034m
その比類ない北アルプスの展望台としての魅力から深田久弥の「日本百名山」にも選ばれている美ヶ原だが、最高点、王ヶ頭には10本に余るテレビ塔が林立し、茶店やみやげ店が軒を並べ、往時のおもかげは全くない。王ヶ頭周辺の俗化には目をつぶり、茶臼山から霧ヶ峰方面、あるいは三峰山からは鉢伏山方面へ縦走した方が、より自然を楽しめる。
登山、というよりハイキング開始
美ヶ原に来る前に、霧ヶ峰に登ってきた。
車山から美ヶ原までは、車ですぐだ。
14:17駐車場に到着。
車道を進む。
周囲は広大な牧草地が広がっている。
遠くに目指す最高峰「王ケ頭」が霧に見え隠れしている。
あの鐘を鳴らすのは誰?
美ヶ原は車道が整備されて非常に簡単に登ることが出来るようになったが、標高は2000mを超えており、また霧が発生しやすいため、事故も多い。
軽登山とはいえ、美ヶ原は霧が多く発生することで知られています。美しの塔はかつての遭難事故を繰り返さないために設置された「霧鐘」を備えていることからも、霧に包まれると事故に繋がる危険もあります。
霧で道を見失わないように建てられたのが、この美しの塔だ。
初めてここを訪れた時は随分大きく感じたのだが、思っていたよりも随分と小さかった。
中は避難所になっている。
鐘を鳴らすこともできる。
アンテナが林立する山頂へ
美しの塔を過ぎると、目指す王ケ頭が見えてきた。
霧が晴れてきたので、心配した展望も楽しめそうだ。
15:10山頂に到着。
なんとか景色も眺められた。
ここから高原を見下ろすと、その広大さに改めて驚く。
下山開始。
感想
登山というより散歩コースというくらいの、のんびりした散策が楽しめる場所だ。
それでも高原ならではの風景が楽しめる。
王ケ頭のホテルに泊まって、ノンビリすると良さそうだ。
この日は霧がかかったりして今ひとつ展望は楽しめなかったが、晴れるとさまざまな山々を見渡せるらしい。
最高点の標高: 2044 m
最低点の標高: 1938 m
累積標高(上り): 148 m
累積標高(下り): -136 m
総所要時間: 01:47:45