風の里公園とは
風の里公園は高知県高岡郡津野町にある公園だ。
風力発電の風車が立ち並ぶ姿が国道からも見え、非常にインパクトがある。
紅葉の名所でもある。
風の里公園 | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」
20基の風車が立ち並ぶ風の里公園。展望ゾーン、風の広場、森林浴の森などを整備してあり、天気の良い日は石鎚山や室戸岬まで見渡すことができる。中型、大型バスは通行不可。
車で風の里公園へ
この日は須崎市の喫茶店でランチを楽しんだ後、車で風の里公園を目指した。
須崎からは、30分ほどだ。
駐車場に到着。
この風車が1号機で、ここから20機の風車が連なっている。
紅葉を見ながら散策
さっそく散策を開始。
といっても、車道をひたすら歩くことになる。
この日は11月2日、少し紅葉が始まっていた。
カマキリも散歩していた。
少し歩くと、カルストゾーンと呼ばれるエリアがあった。
ゴツゴツとした石灰岩が露出した公園がある。
展望がいい。
さらに進む。
ススキの向こうに、石灰を採掘している山が見える。
鳥形山だ。
露天掘りの石灰岩産出量として日本一の規模らしい。
鳥形山石灰石鉱山|仁淀川町
日本屈指の石灰石鉱山として知られる鳥形山は、その昔、鳥が翼を広げたように見えることからこう呼ばれ、大野勇著「故山帖」には、太古の大津波の時、波の上に鳥の形をした山だけが残って見えたという伝承が書き残されています。藩政時代は土佐藩の御留山(おとめやま)として木の伐採は固く禁じられ、明治以降も天然林の生い茂る豊かな山容が保たれていました。
この山が石灰石鉱山としての歩みを始めたのは昭和46年のことです。良質な石灰岩を含む秩父古生層の石灰山で、日鉄鉱業により年間1,400万トン余りの採掘が行なわれ、露天掘り日本一の産出量を誇っています。開発前に1,459mあった標高は、長年の採掘によって約200m低くなりました。
標高が200mも低くなるって、凄いね。
と、蛇に遭遇。
マムシのようだ。
マムシ
マムシは、クサリヘビ科マムシ属に属するヘビの一種です。正式な標準和名はニホンマムシ。気温変化には比較的強いほうで、日本では北海道から沖縄まで全ての地域に生息しています。平野部から山間部の水場が近い場所を好み、雑木林、落ち葉の下、山道のU字側溝、川辺の岩の隙間などでよく見かけることができます。
マムシの身体的特徴。マムシの体長は40cm~100cmぐらい。頭は先端が尖っていて三角形に近い形になっています(若干個体差はありますが)。
マムシはその牙に強力な毒を持っています。それは上あごの牙の先端部分にあって、獲物に噛み付いたときにその毒を相手の体内に注入します。
この毒は出血毒で、蛋白質分解酵素によって血液凝固を阻害して細胞を破壊するタイプのものです。厳密には神経毒も含まれていますが、その量は小量なためにマムシの場合はほぼ出血毒だと思って構いません。咬まれた部分はすぐに腫れ上がり、場合によっては紫色に変色します。ほおっておくと意識障害、視力障害に発展して危険な状態になりかねませんので、もし咬まれてしまった場合は必ず病院へ行きましょう。
舗装道路にも出没するので、注意は怠れない。
展望台もある
ふるさとの森に到着。
ここには風車の羽根が展示されている。
トイレも設置されている。
水洗で、比較的きれいだ。
売店らしきものもあるが、開いているのを見たことがない。
ふるさとの森の山側に行ってみた。
展望台がある。
双眼鏡が設置されていた。
ふるさとの森を見下ろせる。
森林浴の森に到着。
ここは、四万十川の源流の不入山への分岐点だ。
ここから山道に。
展望台に到着。
展望台からは、歩いてきた風車が一望できる。
元来た道を戻る。
感想
紅葉には少し早すぎたようだ。
もう一週間ほど遅く来ればよかったかも知れない。
この場所は紅葉が美しい割に空いているので、穴場としておすすめだ。
車道を歩くことになるが通行する車も少ないので、安心。
最高点の標高: 1012 m
最低点の標高: 950 m
累積標高(上り): 313 m
累積標高(下り): -311 m
総所要時間: 02:24:07