道の駅藍ランドうだつとは
道の駅藍ランドうだつ(みちのえきあいらんどうだつ)は、徳島県美馬市脇町大字脇町(とくしまけんみましわきまちおおあざわきまち)にある道の駅だ。
駅と隣接して国選定重要伝統的建造物群保存地区、通称「うだつの町並み」があり、通りを歩くと江戸情緒豊かなロケーションが楽しめる。町並みの中心には、1792(寛政4)年に創業した藍商の屋敷跡「吉田家住宅(公開施設)」があり、今年新しくオープンした観光交流センターには、新設の観光交流室と、土蔵を改修した藍染めと和傘の体験施設やカフェスペースなどもあり、ゆったりとした時間を過ごすことが出来る。
うだつとは「うだつが上がらない」のうだつのことで、藍染めで財をなしたこの町は「うだつが上がっている」ことで有名だ。
うだつ(卯建)
「江戸時代の民家で、建物の両側に「卯」字形に張り出した小屋根付きの袖壁。
長屋建ての戸ごとの境にもうけたものもあり、装飾と防火を兼ねる。」(広辞苑 第六版)
当初は防火の目的で造られましたが、設置に多額の費用を要したことから装飾の意味が強くなり、次第に富や成功の証の象徴となっていきました。
ことわざ“うだつが上がらない”
「出世ができない。身分がぱっとしない。
富裕の家でなければうだつを上げられなかったことから転じたといわれる。」(広辞苑 第六版)
ここ美馬市脇町はうだつが上がった町並みであるため、“うだつが上がらない”という言葉はあまり耳にしません。
美馬市 観光情報|うだつの町並み から引用
1829年の大火で169棟が焼失したことから、防火用のうだつを設置する家が増えたそうだ。
駐車場
この日は雲辺寺に参拝した。
そこから車で、吉野川沿いに走る。
道の駅藍ランドうだつに到着だ。
駐車場は道の駅にしては狭い。
最高点の標高: 892 m
最低点の標高: 44 m
累積標高(上り): 181 m
累積標高(下り): -1027 m
総所要時間: 01:13:25
道の駅藍ランドうだつ
ここには駐車場とトイレがあるだけで、道の駅の建物が見当たらない。
どうやら道の向こうにあるらしい。
ここは江戸時代には吉野川の河原で、向かい側は船着き場だったそうだ。
古民家の門扉をくぐると、そこが道の駅だった。
藍蔵と名付けられた建物が、道の駅になっている。
古い藍の土蔵を活用してつくられたカフェスタイルのお土産物と喫茶のお店。インフォメーションもこちら。
内部は、レトロな品が展示されている。
隣の建物は、売店だった。
ここで街歩き地図をもらう。
うだつ街歩きのスタートだ。
感想
道の駅としては、異色の場所だ。
到着した際は道の駅の建物が無くて戸惑った。
建物自体も驚くほど小さい。
恐らくうだつの街並みに直結しているためだろう。
道の駅というより、観光駐車場という感じの場所だ。
最高点の標高: 52 m
最低点の標高: 41 m
累積標高(上り): 44 m
累積標高(下り): -43 m
総所要時間: 01:02:27