八栗寺とは
五剣山観自在院八栗寺(ごけんざんかんじざいいんやくりじ)は、香川県高松市牟礼町牟礼(かがわけんたかまつしむれちょうむれ)にある真言宗大覚寺派の寺だ。
四国八十八ヶ所霊場第85番札所で、本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)
八栗寺は天長6年(829)弘法大師空海により開創されました。真言宗大覚寺派です。五剣山(標高375m)の中腹に位置します。四国85番札所であり、霊験あらたかなお聖天さまを祀ることでも有名です。
寺伝によれば、大師修行のおり天から降った五本の剣を山に埋めて鎮護としたことから「五剣山」と名づけられました。また大師が入唐求法の成否を占うため植えた八個の焼き栗が、帰朝後すべて生長繁茂していたことから「八国寺」から「八栗寺」へ改名しました。
駐車場
2020年10月24日、この日は屋島寺に参拝した。
そこから車で、八栗寺にやってきた。
駐車場はとても広い。
八栗ケーブル
駐車場はケーブルカーの乗り場になっている。
高低差167mを約4分で結んでいる。
八栗(やくり)ケーブルは元来、五剣山(標高 366m)中腹にあります四国霊場第八十五番札所である八栗寺への参拝客輸送を目的に作られました。 神仏混淆である八栗寺は、四国八十八ヶ寺である以外に、お聖天様と呼ばれ親しまれている歓喜天という神がまつられており、開運厄よけ、商売繁盛の寺としても崇められています。初詣の寺としても有名です。 八栗寺はケーブル山上駅より徒歩約 4 分です。 また山上や車窓からは、屋島を一望できます。 登山口駅近くには、石の民俗資料館(八栗ケーブルの在る牟礼町、庵治町は庵治石で全国的にも有名)、 表参道途中には、山田家という老舗のうどん店もあります。 ぜひお越しください。
八栗ケーブル│YAKURI CABLE から引用
前回はこのケーブルカーを利用したが、今回は徒歩で上がることにした。
登山道
上り始めてすぐ、若宮神社が鎮座する。
早くも息も絶え絶え(苦笑)
車道なので歩きやすいが、斜度があるのでなかなか厳しい。
お迎え大師
お迎え大師まで上がってきた。
ここから屋島など大展望が広がる。
境内
歓喜天と書かれた鳥居をくぐる。
八栗寺は歓喜天の寺としても有名だ。
お聖天さまは詳しくは「大聖歓喜双身天王」であり、「歓喜天」とも呼ばれます。お聖天さまは「歓喜」という文字からもわかるように人の歓びを自らの喜びとする天尊です。もとは強い力を備えて仏教徒に害をなす「悪神」でしたが、観音さまのご教化に会われて、その力を人々の救済のために使うようになりました。お聖天さまは良縁や商売繁盛の天尊として有名ですが、知恵や学問にもご利益があり、菅原道真公(天神さま)も深く信仰していました。
八栗のお聖天さまは夫婦二天の天尊であり、後水尾天皇皇后の東福門院(秀忠とお江の娘)の念持仏でした。延宝四年(1676)、これを賜った京都の木食以空上人が四国巡錫中のおり、五剣山の嶮しく神秘的な山容を拝し、ここがお祀りするのにふさわしい場所であると悟り、さらに本堂横の岩窟が凡庸でないことにその意を深くして、翌年延宝五年(1677)にお堂を建てたということです。当山ではこのお聖天さまを50年に一度ご開帳しており、次回は2027年の予定です。
山門。
仁王像ではなく持国天と多聞天が据えられている。
仏足石。
参拝
本堂。
聖天堂。
歓喜天の参拝は独特の作法があるのだが、知らずに普通に合掌してしまった(汗;)
〈お聖天さまの参り方〉
①一礼
②二拍手
③般若心経(一返)※省略しても良い
④ご真言(七返) オンキリクギャクウンソワカ
⑤祈念
⑥二拍手
⑦一礼
地蔵堂。
大師堂。
多宝塔。
下山
参拝を終え、下山することにした。
蛇発見。
ケーブルカーの駅まで戻ってきた。
いしうす庵
車で移動し、高松市内のうどん店に入る。
いしうす庵という店だ。
定食メニューが豊富なファミリーレストラン。
花樹海でもらった地域クーポンを使い切るために、この店をチョイスした。
メニューはこんな感じ。
俺は天ぷらうどんにした。
定食で、ちらし寿司と茶碗蒸しがついてきた。
こんなファミリーレストランでも高松市内のうどん店はおいしい。
ツレは釜揚げうどん。
麺が長くて苦戦中(笑)
食事を終え、帰宅した。
最高点の標高: 472 m
最低点の標高: -16 m
累積標高(上り): 1943 m
累積標高(下り): -2018 m
総所要時間: 05:18:48