西林寺とは
清滝山安養院西林寺(せいりゅうざんあんよういんさいりんじ)は、愛媛県松山市高井町(えひめけんまつやましたかいまち)にある真言宗豊山派の寺だ。
四国八十八箇所霊場第48番札所、伊予十三仏霊場第8番札所で、本尊は十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)
行基菩薩が一宮別当寺として堂宇を建立したことに始まるという。
縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の天平13年、行基菩薩が勅願により伊予に入り、国司、越智玉純公とともに一宮別当寺として堂宇を建立した。その地は現在の松山市小野播磨塚あたりの「徳威の里」とされ、本尊に十一面観音菩薩像を彫造して安置した。大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を巡礼した際この寺に逗留した。ここで大師は国司の越智実勝公と協議、寺をいまの地に移して四国霊場と定め、国家の安泰を祈願する道場とされた。このころ村は大旱魃で苦しんでおり、弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけた。寺の西南300mにある「杖の淵」はその遺跡とされ、水は涸れたことがなく土地を潤し、昭和60年の「全国の名水百選」にも選ばれている。
駐車場
2021年9月2日、この日は八坂寺に参拝した。
そこから車で、西林寺にやってきた。
駐車場はとても広い。
寺の前の道路は通行量が多く、歩道もないので、歩き遍路だとちょっと怖そう。
由緒書き。
境内
仁王門。
どうやらこれが参道のようだ。
参拝
本堂。
内部はこんな感じ。
弘法大師が訪れた時、村は大旱魃で苦しんでいた。
大師は近くで清水の水脈を見つけ「杖の淵」として今も土地を潤している。
大師堂。
内部はこんな感じ。
阿弥陀堂は2018年にできたという。
阿弥陀堂の内部はこんな感じ。
松山らしく俳句ポストがある。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 716 m
最低点の標高: 3 m
累積標高(上り): 1375 m
累積標高(下り): -1344 m
総所要時間: 03:29:00