温泉津温泉とは
温泉津温泉(ゆのつおんせん)は、島根県大田市温泉津町温泉津(しまねけんおおだしゆのつちょうゆのつ)にある温泉だ。
「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産に登録されている。
また国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。
旅の僧が、湯に浸かって傷を治している狸を見つけたとか、
縁結びの神様大国主命が病気のウサギをお湯に入れて救ったことから始まったともいわれています。
お湯に入って頂ければ、肌がスベスベするのが実感できます。
発見されてから約1300年の歴史を持ち、湯治場として評判の由緒ある温泉です。
現在もその薬効の高さから入浴者のたえることがありません。
外湯は「元湯泉薬湯」と「薬師湯」の2箇所あり、
両方とも源泉に一切手を加えない、生の温泉が浴槽に入っています。
温泉津観光案内/温泉津温泉 から引用
温泉津温泉薬師湯
島根県大田市温泉津町温泉津7
0855-65-4894
駐車場
2021年11月21日、この日は道の駅サンピコごうつで車中泊していた。
そこから車で、温泉津温泉(ゆのつおんせん)にやってきた。
温泉津は石見銀の輸出港だったことから、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成要素として登録されている。
また2004年には温泉街としては初めて、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
薬師湯に到着。
薬師湯は日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた、山陰で唯一の温泉だという。
薬師湯は、温泉津にある世界遺産の温泉で、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100%本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。(2011年1月時点)
駐車場は建物の隣りに3台分。
20m先にも9台分あるそうだ。
館内
建物は風情のある洋館。
薬師湯の旧館で、大正8年の木造洋館だそうだ。
とんがり屋根は薬師湯の旧館(震湯)で、大正8年の木造洋館です。
この重厚な屋根ごしに見える景色は石見銀山の新百景に選ばれています。
外観はこんな感じ。
番台が外側にある。
入館料は500円。
当然だが内部は撮影できないので、動画はここまで。
休憩
泉質は少し濁った感じで、熱めのお湯だった。
46度あり、源泉掛け流しだ。
薬師湯の源泉の温度は約46℃と、最近注目を集めている中国の医療の温熱療法と同じ温度です。源泉は施設の真後ろにあり、自然湧出の温泉です。つまり掘削で掘り当てた温泉とは違います。大地からの恵みです。地下2~3メートルから湧き出していて、源泉そのものは透明ですが、空気に触れる事で、薄い茶褐色のような、または季節や時間によって、黄金色やエメラルドグリーンっぽい色に変化します。また朝と夜とでは温泉の表情が異なるので、薬師湯の温泉は生きている、七変化する温泉だと感動します。
薬師湯は地震によって湧出したことから「震湯(しんゆ)」の別名がある。
2階は休憩室になっていて、無料で利用できる。
3階はテラスになっている。
舐めてみたら、ちょっとしょっぱい味がしました。
コーヒーもセルフサービスで飲むことが出来る。
シャンプー、石けんは用意されていないので、持参するか番台で購入する必要がある。
本来、温泉とはお湯に浸るだけで癒し(温泉)の効果が得られるもので、体の汚れを落とすために行く所ではありません。薬師湯は本物の温泉であり、施設です。 ですから、薬師湯の浴室には、石鹸は置いてありません。(勿論、番台で石鹸類などは販売しておりますし、またお使いいただくこともできます。)
薬師堂
薬師湯を出て、向かい側にある薬師堂に向かう。
由緒書き。
薬師堂の建立は1550年、地蔵堂は1770年。
温光寺といい、源泉が湧き出している。
狸が湯浴びして傷を治しているところを見て源泉を発見したと伝えられている。
特に地蔵尊は安永の大地震の時、源泉近くから発見されたもので、源泉が古くから信仰の対象になっていたと思われます。地蔵堂、背後の高台には「狸の池」と呼ばれる古代の源泉があり温泉津温泉の開湯の由来(狸が湯浴びして傷を治しているところを見て源泉を発見したと伝えられています。)となっています。
温光寺(大田市) から引用
車で先に進んだ。
最高点の標高: 184 m
最低点の標高: 3 m
累積標高(上り): 537 m
累積標高(下り): -385 m
総所要時間: 01:33:59