光前寺とは
宝積山 無動院 光前寺(ほうしゃくさん むどういん こうぜんじ)は、長野県駒ヶ根市赤穂(ながのけんこまがねしあかほ)にある寺だ。
天台宗の別格本山で、本尊は不動明王。
基本聖上人は、比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑の中より不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開かれました。
以来千百余年の長い歳月の間には幾多の火災等により古記録を焼失しました。
古くは武田・羽柴家等の武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の六十石の寺領と十万石の大名格を与えられるなど、隆盛をきわめました。
明治以降は、多くの末寺等も廃寺となりましたが、今なお樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には、十余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州有数の祈願霊場として広い信仰をあつめています。
光前寺の縁起、祈願 から引用
光前寺 本堂
〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂29
0265-83-2736
長野県屈指の寺『光前寺』絶景しだれ桜を見に行ってみた!【旅行VLOG、レビュー】駒ヶ根で有名な早太郎の伝説の地!国の名勝になっている庭園!光苔など癒やしの空間!圧巻の不動滝桜はシャクナゲと競演!
駐車場
2024年4月22日、一昨日は宮古(みやこ)でランチを済ませた。
この日は車で中央自動車道の駒ヶ根IC(こまがねインターチェンジ)を通過。
菅の台バスセンター手前を左折。
光前寺(こうぜんじ)にやってきた。
最高点の標高: 827 m
最低点の標高: 658 m
累積標高(上り): 225 m
累積標高(下り): -165 m
総所要時間: 00:22:55
駐車場はとても広い。
しかもここは第2駐車場だという。
この下に第3駐車場もあった。
参道
しだれ桜の名所として有名だ。
庭園は国の名勝に指定されている。
仁王門。
金剛力士(仁王)像は大永8年(1528年)に作られたもので、駒ヶ根市の有形文化財に指定されている。
参道に桜が植えられている。
大講堂の前は素晴らしい庭園だ。
紅葉と桜を同時に撮影できた。
杉並木参道が続く。
ここは木曽駒ヶ岳ロープウェイのすぐ手前だ。
おじいは2回来ているのに、知らなかった(汗;)
静寂な環境と風致は長野県下随一と称されているそうだ。
天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた。
この先が国の名勝になっている庭園。
石垣の間には光苔が見られるそうだ。
戸隠(とがくし)を思い出しますね。
ゆっくり回ると1時間かかるんだって。
全く知りませんでした。
三門。
1848年に再建された。
以前、木曽駒ヶ岳に登山に来た。
ホテルに泊まって2日間滞在したが、全然知らなかった。
三本杉は樹齢700年。
剥がす人がいるんだね。
4月なのに師走?
三重塔は1808年に再建された。
参拝
光前寺は貞観2年(860年)本聖上人(ほんじょうしょうにん)により開山された。
本堂は檜皮屋根。
嘉永4年(1851年)に再建された。
本尊は不動明王。
天台宗の別格本山だ。
撮影禁止だが、早太郎の木像は撮影OK。
早太郎(はやたろう)は700年程昔の伝説の犬。
早太郎が娘の代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は化け物との戦いで傷を負いましたが、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとってしまいました。
光前寺【霊犬 早太郎伝説】 から引用
早太郎の墓。
早太郎は、毎年祭りの日に娘を生け贄としていた怪物を退治した。
その戦いで傷ついた早太郎は、光前寺に帰り着くと、一声高く吠えて息をひきとってしまった。
上穂十一騎 (うわぶじゅういっき)の碑。
駒ヶ根一帯を治めていた千村氏の家臣11名。
大阪冬の陣で真田幸村部隊に味方し、出城で有名な真田丸において奮戦し武功をあげたと伝えられている。
徳川氏に率いられた江戸幕府と豊臣家との間で戦われた「大阪の陣」のうち、慶長19年(1614年)11月に発生した「大阪冬の陣」において、豊臣家に招かれた「真田幸村」に味方するため、駒ヶ根一帯を治めていた千村氏の家臣11名が密かに大阪城へ入城しました。これが「上穂十一騎(うわぶじゅういっき)」であり、その顔触れは、駒ヶ岳大弐坊、春日昌義、小林義国、塩木九四郎、湯原三四郎、田中員近、北村政明、荒井圓書之助、横山五郎、北原春之助、木下大隅で、大阪冬の陣においては真田幸村部隊
に味方し、出城で有名な真田丸において奮戦し武功をあげたと伝えられています。
三重塔は高さ17m。
1808年に再建された。
湧き水は飲用OK。
おばあ「なら」ってどういうことよ。
庭園
光苔を見られる。
シャクナゲが咲いていた。
苔がビッシリ。
本坊。
拝観料は500円。
クリアファイルをもらった。
庭園は撮影OK。
素敵な庭園ですね。
これが「吉永小百合さん」だったら凄い画が撮れそうですが。
駐車場まで戻ってきた。
しだれ桜とシャクナゲを同時に撮影できた。
「不動滝桜」という名前が付いていた。
車で先に進んだ。
最高点の標高: 849 m
最低点の標高: 825 m
累積標高(上り): 48 m
累積標高(下り): -48 m
総所要時間: 00:42:11