屈指の難関!3番目の高所!四国八十八ヶ所霊場60番札所横峰寺に下から登ってみた【旅行VLOG、レビュー】遍路転がしと呼ばれる試練の道!弘法大師が星供養の修法をした厄除け寺!聖地「星が森」にも行ってみた

横峰寺

横峰寺とは

石鈇山福智院横峰寺(いしづちざん ふくちいん よこみねじ)は、愛媛県西条市小松町にある真言宗御室派の寺だ。

四国八十八箇所第60番札所で本尊は大日如来。

石鈇山 福智院 横峰寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会西日本の最高峰・石鎚山(標高1982m)は、山岳信仰の霊地であり、修験道の道場でもある。弘法大師・空海が24歳の若いときの著書『三教指帰』の中で「或時は石峯に跨って粮を絶ち(断食)轗軻(苦行練行)たり」と、この山で修行した様子を記している。境内は石鎚山の山系の北側中腹(750m)にある。四国霊場のうちでは3番目の高地にあり、「遍路ころがし」の最難所であった。昭和59年に林道が完成して、現在は境内から500m離れた林道の駐車場まで車で行き参拝できる。ただし、冬期は12月下旬から2月いっぱい不通となる。大型バスは通行が不可である。

石鈇山 福智院 横峰寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会 から引用

横峰寺
〒799-1112 愛媛県西条市小松町石鎚2253
0897-59-0142

屈指の難関!3番目の高所!四国八十八ヶ所霊場60番札所横峰寺に下から登ってみた【旅行VLOG、レビュー】遍路転がしと呼ばれる試練の道!弘法大師が星供養の修法をした厄除け寺!聖地「星が森」にも行ってみた

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湯浪休憩所

2024年12月12日、この日は国道194号線を走る。

仁淀川(によどがわ)を上流に向かう。

高知県と愛媛県の県境の山は雪景色。

寒風山(かんぷうざん)トンネルは工事中だった。

愛媛県側はお天気が今ひとつ。

紅葉が残っていた。

高速道路をくぐる。

車で横峰寺(よこみねじ)に行くには通常はここを左折する。

今回は歩いて参拝するので、直進する。

国道11号線を走り、いよ小松ICを通過。

すぐ先の信号を左折する。

高速道路をくぐり返す。

道幅が狭くなるので要注意。

湯浪休憩所(ゆうなみきゅうけいしょ)に到着。

湯浪休憩所
〒799-1112 愛媛県西条市小松町石鎚

参拝なのだが登山と思ってやってきた。

通常は有料道路を通って境内まで行く。

横峰寺の近くに駐車場がある。

まずトイレを利用させてもらう。

トイレは温水便座。

湧水がある。

名水として知られ、多くの人が水を汲みに来るそうだ。

横峰さんの湧き水 - 気ままにそよ風のたより行った時は誰もいなくてラッキー と思ったら、すぐに次から次へと汲みに車の列が出来・・・

水汲み場の隣が60番札所の横峰寺の登山口で、山道を2、2km上ったら、横峰さんに着きます。

水汲み場の石垣をつたって、水が流れ落ちてますが、水源は60mも上とかの説もあり、お遍路さんたちが 『 ここのお水は横峰さんの湧き水だから、ご利益がありますよ 』 とのお言葉を。

横峰さんの湧き水 – 気ままにそよ風のたより から引用

参道

「登山」開始。

最初は階段だ。

このルートで参拝するのは2回目。

9年前にも歩いたそうだが、忘れていたおじい(苦笑)

国指定史跡になっている。

十六丁の石仏がある。

2年前に高野山の町石道(ちょういしみち)を歩いた。

高野山町石道/和歌山県九度山町【ウォーキング】世界遺産の道20kmを辿る
町石道は、慈尊(和歌山県伊都郡九度山町)から高野山(和歌山県伊都郡高野町)へ通じる高野山の表参道だ。『紀伊山地の霊場と参詣道』の「高野参詣道」の一部として世界遺産に登録されている。また、国の史跡「高野参詣道」としても指定されている。慈尊院〜丹生官省符神社〜石道展望台〜二ッ鳥居〜神田地蔵堂〜笠木峠〜矢立茶屋〜大門と冬の高野参詣道を歩く。

最後の上りがきつかった。

案内看板があるので安心して歩ける。

「登山」と思って参拝するのは投入堂(なげいれどう)以来だね。

投入堂/鳥取県三朝町【国宝】日本一危険といわれる三佛寺奥院に【登山】これは参拝の域を超えている・・・
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登山と思えば非常に整備されているよね。

お寺に参拝すると思えばキツイ。

階段地獄だ。

霧が立ちこめて幻想的。

お遍路さん誰もいないね。

境内

ようやく山門が見えた。

ここから石鎚山遙拝所まで580m。

本尊は大日如来蔵王権現。

四国八十八箇所第60番札所。

仁王像。

大変だったけど、達成感はありますね。

車だと有料道路で2,000円かかる。

冬期は12月下旬から2月いっぱい不通となる。

今回のルートが歩き遍路のルートだ。

今回は国道11号線から湯浪休憩所(ゆうなみきゅうけいしょ)までの7.3kmは車で来た。

そこから2.2km歩いてきた。

このあたりは見どころが多い。

三嶋神社もなかなか良かった。

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ここはシャクナゲでとても有名なお寺。

5月上旬はそれ目当ての観光客も来て、ゴールデンウイーク期間は自動車が渋滞するほどだという。

トイレと納経所。

斜面一面がシャクナゲ。

山号は石鈇山(いしづちざん)という字になっている。

標高750m、四国八十八ヶ所霊場で3番目に高い。

白雉2年(651年)役行者(えんのぎょうじゃ)の開基と伝わる。

大同年間(806年 – 810年)に空海(弘法大師)が蔵王権現を感得し、石南花の木に大日如来を刻んで本尊とした。

右手600mに弘法大師が厄除けの星供養をしたといわれる「星が森」があり、石鎚山の西の遙拝所となっている。

参拝

本堂。

中に入れる。

御詠歌「たて横に峰や山辺に寺たてて あまねく人を救ふものかな」

本尊は秘仏。

大師堂。

元は大日堂だった。

2014年に改修された。

歓喜天堂。

厄除け星まつりが2月3日に執りおこなわれる。

星が森は弘法大師が42歳の厄除け、衆生の開運厄除のため星まつりをした場所。

ランチ

参拝を終え、休憩所に入る。

広くてきれいだ。

ここで途中の山屋紅(やまやくれない)で買ってきたお弁当でランチ。

インスタント味噌汁とお湯を持ってきた。

温かい味噌汁がありがたい。

寒い時じゃないと登って来れない。

食後はコーヒーを淹れる。

星が森

食事を終え、星が森に向かう。

霧が出て神秘的。

車で来た時も見に行ったんだけど、見えなかった。

星が森に到着。

正面に石鎚山が見えるはずなのだが・・・

弘法大師がここで修行をしていると、山頂付近に蔵王権現が現れたという。

ここが奥の院となっている。

役行者がここから石鎚山を遙拝した。

下山

横峰寺まで戻ってきた。

下山は同じ道を戻る。

これで四国八十八ヶ所霊場の二巡目
結願(けちがん)だ。

3時間30分ほどで下りてきた。

車で先に進んだ。

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