智識寺とは
智識寺(ちしきじ)は、長野県千曲市(ながのけんちくまし)にある寺だ。
真言宗智山派で山号は清源山。
本尊は十一面観世音菩薩。
智識寺は、天平12(740)年に聖武天皇によって大御堂(仏堂)が冠着山の麓に建立され、室町期に源頼朝の帰依により現在の地に移ったとされており、徳川時代には真田家などから厚く信仰されてきたお寺です。
智識寺
〒389-0822 長野県千曲市大字上山田八坂1197
026-275-1120
国宝級!なのに檀家ゼロ!?1300年の歴史を感じる智識寺に参拝した!【旅行VLOG、レビュー】千曲川を見下ろす「あじさい寺」源頼朝も帰依した古刹!大御堂は茅葺き屋根で風情満点!戸倉上山田温泉!
新雲井橋駐車場
2025年7月7日、この日は長野県千曲市(ながのけんちくまし)にある長楽寺(ちょうらくじ)に参拝した。
そこから車で進む。
新雲井橋駐車場に到着。
新雲井橋駐車場
〒387-0023 長野県千曲市八幡
この辺りは棚田が広がり「姨捨(おばすて)の棚田」として国の名勝に指定されている。
古来、仲秋の名月をここの田に映しての句会や歌会を開く事がステータスとされていた。
「田毎の月」と呼ばれ数多くの歌が詠まれた。
松尾芭蕉は更科紀行で「俤や姥一人なく月の友(おもかげや おばひとりなく つきのとも)」を詠んだ。
残念ながらここからは田に映る月は見えなさそうだ。
一番下なんだ。
どうりで田を見下ろせないはずだ。
この上にあるJR姨捨駅(おばすてえき)は日本三大車窓の一つとされる。
さっき参拝してきた長楽寺(ちょうらくじ)は遙か上だ。
この日は暑くて歩いて登りたくないおじい。
駐車場
再び車で標高を下げていく。
戸倉上山田温泉に向かう。
千曲川に出た。
日本最長の川「信濃川」で長野県内では千曲川(ちくまがわ)と呼ばれている。
この日宿泊する戸倉上山田温泉のホテルの前を通っていく。
智識寺(ちしきじ)に到着。
「あじさい寺」としてもその名を知られている。
駐車場は10台ほど停められそうだ。
大御堂
ここにある大御堂(おおみどう)は戦前は国宝に指定されていた。
現在は国の重要文化材。
仁王門。
「あじさい寺」として知られる。
天平12年(740年)創建とされる。
源頼朝の帰依により現在の地に移ったとされる。
一時衰退したが江戸時代には歴代松代藩主から庇護された。
真言宗智山派で山号は清源山。
本尊は十一面観世音菩薩。
檀家はおらず地元の方々の寄付のみで成り立っているという。
「智」は仏の智慧を表す文字であり、この「智」に「識」が加わると仏縁を結ばせる物や人のことを指す言葉となる。
これは人々の協力を意味する。
名もなき庶民までもが分相応にお金や努力を出し合い守っている。
大御堂。
国宝の割には荒れてるね。
おばあの容赦ない批評が炸裂。
本尊は身の丈3mの欅(けやき)一本彫りだそうだ。
重要文化財に指定されている。
室町時代後期建立の寄棟造。
1541年に再建された。
アジサイ
参拝を終えアジサイを見に行く。
隣接して知識の杜公園がある。
車で先に進んだ。

智識寺は、天平12(740)年に聖武天皇によって大御堂(仏堂)が冠着山の麓に建立され、室町期に源頼朝の帰依により現在の地に移ったとされており、徳川時代には真田家などから厚く信仰されてきたお寺です。