農業大学校とは
農業大学校は、正式には高知県立農業大学校(こうちけんりつのうぎょうだいがっこう)といい、その名の通り高知県が運営する専修学校だ。
高知県吾川郡いの町の、波川(はかわ)という場所に立地している。
ここを卒業することで、「専門士(農業専門課程)」の称号が与えられるそうだ。
学校の概要 : 農業大学校
農業大学校は、実践的な研修や学習によって、農業技術や経営の基礎・基本を習得し、幅広い視野を持って社会変化に対応できる能力を持った産業(農業)の担い手を育てることを目標としています。
修学期間は2年間ですが、最初の1年間は全寮制です(土曜日と日曜日は原則帰宅です)。
寝食を共にし、生涯の友を得ると共に、自主性を育てる貴重な期間となるでしょう。
こうした学校は、農業が主要産業の高知県には特に重要だ。
この農業大学校は仁淀川流域に位置し、自宅からもほど近い。
今回は農業大学校で学園祭があると言うことで学内に入れるので、昼食後に歩いて行ってみることにした。
月田上神社から歩く
この日は、まず月田上神社に参拝した。
参拝後、田んぼの中を歩いて行く。
農業大学校の農場を横切り、坂道を上がっていくと校舎がある。
すでに売店が立ち並び、賑やかだ。
豚肉の試食
休憩コーナーでは、豚肉の試食があった。
ゆずを食べさせた豚の肉が比較されていて、なかなかおいしかった。
校庭の方に出てみると、主な行事は終了してしまったのか片付けをしている様子だ。
学校で生産した農産品なども販売していたようだが、ほとんど売り切れ状態だった。
少し来るのが遅すぎたのかも知れない。
感想
月田上神社まではよく歩くのだが、農業大学校まで来たのは本当に何年ぶりかのことだった。
普段は敷地内には入れないので、来る理由もないのだが。
この日はちょうど学園祭で一般入場が可能だったので、足を伸ばしてみた。
お昼を食べてから来たので、時間が少し遅すぎたのが残念だ。
やはり学園祭は、ここで買い物してお昼を済ませるくらいのことでないといけない。
地元にこうした高度な農業技術を学ぶ学校があるのは誇らしい。
農業が主要産業の高知県は、この卒業生が支えていくのだろう。
非常に頼もしく思った。
最高点の標高: 41 m
最低点の標高: 7 m
累積標高(上り): 147 m
累積標高(下り): -173 m
総所要時間: 02:38:50