塚地峠とは
塚地峠(つかじとうげ)は、塚地坂を上ったところにある。
全長およそ1.6km、標高およそ200mの遍路道で、2016年秋、国の史跡に指定された。
高知県の道で、史跡に指定されたのは、塚地坂がはじめて。
「鰹の夜売りの道」として、鰹を担ぎ、漁港から市街値へ越えた道としても知られる。
頂上からは土佐湾や、弘法大師が唯一認めた航路を一望することができる。
道中には、岩を削ったユニークな仏(磨崖仏)が点在するので、要Check!
塚地休憩所
この日は焼肉なかごしでランチを済ませた。
そこから車で塚地休憩所(つかじきゅうけいしょ)にやってきた。
この日は2020年3月29日の日曜日と言うこともあるのか、思いのほか停まっている車が多い。
遍路道と言うこともあり、大師の泉と名付けられている。
ハイキングコースの看板。
遍路道
この道が第36番札所の青龍寺(しょうりゅうじ)に続く。
とても整備されていて、道幅も広い。
気持ちのいい登山道だ。
峠が近くなると、石仏が置かれている。
手の形が彫られているのが、独特だ。
塚地峠に到着。
ここから大峠展望所(おおとうげてんぼうしょ)に向かう。
展望スポット
桜を見に来たのだが、もうツツジが咲いていた。
ここに展望スポットがある。
手づくりのベンチも設置されている。
風見鶏や鯉のぼりもあった。
さらに進むと、またベンチがあった。
ツツジの向こうの宇佐の街を見ながら休憩する。
塚地休憩所に車を停めていた人たちだろうか、グループとすれ違う。
このルートでこんなに人と会うのは初めてだ(笑)
大峠展望所
斜面を登る。
階段の先が、大峠展望所(おおとうげてんぼうしょ)だ。
東屋で休憩。
剣山(つるぎさん)や石鎚山(いしづちさん)も見える、素晴らしい展望だ。
階段を下りると、塚地峠からのまき道と合流する。
高山展望所
ここからは桜を見ながら歩いて行く。
ピークを過ぎてはいるが、十分にきれいだ。
高山展望所(たかやまてんぼうしょ)に到着。
東屋に向かう。
浦ノ内湾(うらのうちわん)の向こうには足摺岬(あしずりみさき)、東には室戸岬(むろとみさき)まで一望だ。
桜を見て回る。
スリバチ山展望所
スリバチ山展望所にはツツジが咲いていた。
ここから下山していく。
波介川
波介川(はげがわ)まで下りてきた。
ここの桜はまだまだ咲いていない。
ようやくそこそこ咲いている桜の木を見つけた。
波介川沿いの満開は、もう少し先のようだ。
阿弥陀堂
波介川を離れ、塚地峠に向かう。
途中の塚地阿弥陀如来堂(つかじあみだにょらいどう)に参拝。
さらに歩いて行き、塚地休憩所に戻ってきた。
感想
塚地峠から大峠展望所までは初めて通った。
ベンチが整備されており、道も歩きやすい。
塚地休憩所に車を停められるので、このルートで周回するといいだろう。
最高点の標高: 307 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 501 m
累積標高(下り): -500 m
総所要時間: 03:15:34